Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

73. 9回、二死満塁

 10月1日(日) 14:00 Koboパーク宮城

ロ 0 1 0 0 0 0 0 0 4  5
楽 1 0 0 0 0 0 1 0 0  2

    楽天22回戦(8勝14敗0S)


勝║チェン(3勝4敗0S)
敗║松井裕樹(3勝3敗33S)


継投
ロ║酒居△ チェン◎ 大谷◎
楽║辛島 ハーマン 福山 松井裕樹 青山


本塁打
ロ║ペーニャ15号(2回表ソロ)
楽║


酒居が投げる試合は、負ける確率が低いように思う。確かにまだ、肝心なところでの無駄なフォアボールなど、未熟な面もある。


しかし、テンポのいい投球は、野手をダレさせない。涌井のようにやたらに間合いが長いピッチングは、バッターのタイミングは外せるだろうが、守る野手としてはシンドかろう(ーー;)

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終盤の何戦かを観ていると、伊東さんは経験の浅い若手ピッチャー(酒居、佐々木、成田)の時には、吉田や若手の柿沼を起用している。柿沼の起用は、たぶんシーズン残り少ないことを考えて、若手にチャンスをという配慮からだろう。


ここがポイントかもしれない。もし、通常通り田村がスタメンマスクだったら、どうだったか?まあ、この試合の場合、スタメン吉田の初回と、田村の変わりっぱな1点ずつだから、おあいこかな。


吉田のワンパターンリードと、未熟な若手ピッチャーの投球では、抑えるのは至難の技。田村もまだまだだが、吉田よりはリードもバッティングも上だ。それを思うと、少し残念な気もする。


ところで、9回の二死満塁大逆転劇。ウチの母曰く、加山雄三の❰若大将シリーズ❱のクライマックスとか…(古い)

ハワイの若大将

ハワイの若大将

二死満塁は結構、マリーンズ的にはシンドイのです。ヘタをすれば、無死満塁でも点が入らない。三塁ランナーがいる時に私がいつも、期待することは決まってコレ…… 思わず笑ってしまう。


    ①ワイルドピッチ
    ②パスボール
    ③エラー
    ④犠牲フライ
    ⑤諦める


二死満塁だと、犠牲フライがない。イッパイイッパイだ。そこで、最終的には、諦めてしまう。

    
 バッター、信じてあげなよ(〃▽〃)


今シーズン伊東さんは、成績が上がらず迷走し続ける清田を起用し続けた。打てない自分にチャンスを与えてくれる監督に感謝していながらも、結果を出せないことへのジレンマの清田。


案の定、奨吾、翔太らと、ロッテファンにフルボッコにされる日々が続く。私は、成績より人柄を重視したい派なので、清田擁護班。
ダメだと思いつつ、何故だか期待してしまう。で…… 裏切られても、清田に関しては「コノ~」ってならないのが不思議。


ただ、今年のブラックホールは長かった。このまま沈んだままかと思いきや、井口の引退試合でのあの、同点打を呼び込むヒットには感激した。初球から思いきりのいい、ルーキーイヤーを彷彿させるバッティング。


続く問題児、大嶺翔太の登場である。前半戦、今年こそは化けたのかと、思わせる活躍ぶり。しかし、残念なイメージがつきまとう。

守備のミスが、今年1年を左右してしまった。大嶺兄弟は仲が良いのだろうか?しかし、いくら仲が良いとはいえ、揃って散々なシーズンを送ろうとは。


残念な兄弟(・・;)
兄の祐太も、かつてはローテーションピッチャーとして、期待されていたはず。それが、制球難で急降下。兄はフォアボールで自滅。弟はタイムリーエラーで失速。沖縄出身のプロ野球選手は、今一つ伸びないような気がする。


何故だろう。


マリーンズで言えば、伊志嶺翔大
ベイスターズ大田阿斗里
ジャイアンツ、宮國椋丞
タイガース渡真利克則(古い)
ドラゴンズ、上原晃。


まあ、ライオンズ山川穂高、多和田真三郎(名前で反応)。ホークス東浜巨など、活躍している選手もいるから、一概にそうとは言えないけど。


何となく、今年はどこの球団も、大量に選手を解雇しそうな気配。それを思うと、終盤の活躍は球団へのアピールにもなるはずだ。


こういうバッティングを常時できて、守備のミスがなくなれば、レギュラーも夢じゃないのだが、なかなかそううまくはいかないのよね。来年こそは、兄弟揃って一軍定着できることを期待したい。


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72. 残念なピッチャー

 9月30日(土) 18:00 Koboパーク宮城

ロ 0 0 2 0 0 1 0 1 0  4
楽 1 1 0 0 0 0 0 1 0  3

   楽天21回戦(7勝14敗0分)


勝║西野(2勝3敗0S)
敗║塩見(3勝3敗0S)
S║内(5勝1敗16S)


継投
ロ║西野△ 関谷◎ 松永❌ 内◎
楽║塩見 ハーマン 高梨 福山


本塁打
ロ║大嶺翔太5号(3回表2ラン)
 ║ペーニャ14号(8回表ソロ)
楽║


西野、4月13日以来の白星。昨年のテレビ中継の中で、サトが「後ろは益田に任せて、西野を先発に……」と言っていたのを思い出す。


私が唯一、サトの意見に頷けなかった初めてのこと。益田を信じると言うことは、かなり危険な賭けになる。

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しかも西野は元々、先発がダメだから、抑えになったピッチャー。それをまた、先発に戻すとは。


先発を投げ抜くスタミナと、抑えの毎日1イニングを投げ抜くスタミナでは、まったく違う。それに、昨年の後半から、西野の球にはキレがなくなりつつある。そうなると、先発でやるのは難しい。


決め球のフォークも、以前ほどではない。表現が少々汚いが、フォークも落ちなけりゃ、ただの糞ボール。かといって、今となってはストレートで勝負できるほど、剛球派でもない。


初回、2回と簡単に走られる。コントロールも悪い。この状態では中継ぎでも、抑えでも微妙な感じだ。


先発に敢えて戻って、この2勝3敗。ならば、後ろのままで良かったんじゃないか?


今年の先発組の勝ち星は、全員が一桁だから目立たないが、春先だけの登板で、ほぼシーズン終わりまでファーム。今頃やっとこさの一軍昇格というのも、情けない。


育成から這い上がってきた当初の西野が好きだっただけに、何とも残念でならない。今のプロ野球界の環境がいけないのだろうか?

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不調になると、必ず甘やかす傾向がある。今年不調の石川もそうだ。代表に選ばれてから、バランスを崩しただの……


本人に隙があるから、怪我をしたり、調子があがらなくなる。その事にたとえ、本人が気がついていても、周囲は甘やかすのをやめない。特に、それまで調子が良かった選手は、尚更である。


本人が勘違いするパターンもあるが、そんな場合でも周囲の叱咤も何もない。若い20代半ばのプロ野球選手が、伸び悩む原因は、これだ。甘やかすことと、優しさを履き違えている。

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時には厳しく、突き放すことも本人のためになるということを、プロ野球の指導者、メディア、ファンは認識する必要があるのではないか?


今年、一軍で先発が、悉く打ち込まれて連敗を続けていたのにも関わらず、どうしてファームの選手は奮起しないのだろうという疑問も頭をもたげた。


ファームと言えば、古谷は退団らしい。今思うと、残念なピッチャーだった。一時はローテーションピッチャーだったのに、ここのところはずっとファーム。私の嫌な予感が当たってしまった。

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シーズン最多勝利が9勝。1安打ピッチングも印象に残っている。残念なピッチャーだった。


藤岡も先発に未練がある。しかし、チームの方針としては、無理だという。私もロングリリーバーで、復活しかけたあの状態のままであれば、先発をやらせてあげてほしいと思っていただろう。


だが、今の彼を見ていると、背番号が残念過ぎる。18番を背負った選手がずっとファームにいるというのは情けない。


18番は、エースナンバーだ。それだけ入団当初、藤岡に球団が期待していたということがわかる。しかし、今となってはそれも虚しいだけ。いっそのこと、18番は二木に譲った方がいいのではないか。


西野は、この1勝をどう受け止めたのだろうか?それ次第で、これからの西野の進むべき道が決まる。古谷のように思いを残したまま、自分の意思に反して、退団を迫られる選手になるか、復活するか?2つに1つ。


71. 守りの野球

  9月29(金) 18:15 ZOZOマリン

オ 0 0 0 0 2 2 0 0 0  4
ロ 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

  オリックス24回戦(13勝11敗0分)


勝║吉田一将(2勝1敗0S)
敗║成田(0勝1敗0S)


継投
オ║吉田一将
ロ║成田❌ 佐々木○


本塁打
オ║T-岡田30号(5回表2ラン)
 ║マレーロ19号(6回表2ラン)



シーズン終わりに近づいてくると、若手の掘り出し物(#^.^#)が出てくる。で、最近注目なのが大木。


別に大きな活躍してるわけでもないんだけど(〃´▽`)何もしないでゲーム消化してるレギュラーもいるから、無駄に終わってない分で印象に残る。そういえば、大地の1年目もこんな感じ。

   
 「コイツちょっと違う。使えるかも…」
    大地の第一印象(^з^)-☆

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藤岡、益田、中後と、同期がピッチャーばかりだったから、余計に目立ったのかな(^。^;)


若手選手は、結果を残して印象づけないと。特にマリーンズの若手の内野手は、守備に難がありますからね。キッカケ次第では、どうとでもなります。


今年、打線が打てないことばかりをTwitterで、ロッテファンが炎上してましたが、投手陣の『ホームラン配給王』と化したピッチングと、内野手のエラーの方が酷かったように思います。

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奨吾のエラーから始まり、平沢が何度もやらかし、骨折離脱前の三木も。仕上げはいつまでも、守備が上手くならない『第2の鴻野淳基大嶺翔太の致命的ミス。


翔太、平沢を見てると、奨吾がマシに感じてしまうのもスゴイ(((*≧艸≦)ププッ


でも、自分のミスがチームの波に乗れないキッカケになってしまったと、奨吾がかなり責任を感じてるようです。


気にするだけ、奨吾は可愛いげがあります。2ヶ月勝てなかったエースなんか、自分が悪いなんて、一言も口にしませんから。案外、来シーズンの奨吾、化けてくれるのでは?


大木の活躍次第では、翔太もウカウカしていられませんよね。三塁って、ホットコーナーっていうじゃないですか?ソコソコの守備力なら、見せどこです。


別に、長嶋さんみたいな派手なパフォーマンスじゃなくてもいいです。無難なのでいいんで😁


そういう点では、『幕張のファンタジスタ初芝清さんは、最強でしたね。やらかすこともあれば、ファインプレーでも魅せてくれる。


大木は来シーズン、『第2の大地』になれますかね?興味深いけど、やっぱり若手野手は出入り激しいから無理ですかね。


興味深いと言えば、成田翔。ショウではなく、カケルと読ませるあたりが平成生まれな感じです。


ファームにいる時は、酒居よりカケルの方が良さげなイメージだったんだけど、わからないものですよね。でも… 元々力のあるピッ
チャーです。経験さえ積めば、勝てるようになると思います。

来シーズンは、二木、酒居を中心にローテ回していきましょう。若手が頑張れば、石川も唐川クンもノンビリはしていられないはずです。危機感を持つと思考も違ってきます。


井口は元々、攻走守揃った選手でした。その井口が来シーズン、マリーンズの指揮官となるわけです。やはり、投手陣も含めた守りに重きを置くのではないでしょうか。

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「喉から手が出る程、得点が欲しかった」

      「大砲不足」


今年のマリーンズを称すると、そうなるかもしれません。ですが、守りさえしっかりしていれば、ここまで大敗することはなかったはずです。


 「ショートやサードの送球エラー」

    「ピッチャーの失投」


これさえなければ・・・


点が取れなくても、守りがしっかりしていれば、負けないはず。悪くても、引き分け止まりです。現役時代、名捕手で守りの要だった伊東監督も、守りの野球をやりたかったはずです。


この5年間の感想です。「最後まで、伊東勤のlevelに選手がついてこれなかった」だから、この反省点を踏まえて、来シーズンの井口にも、選手たちにも頑張ってもらいたいです。


できれば、オリさんと優勝争いして、つば九郎チームと日本シリーズやりたい。それが私の夢です💕👏


70. エースをねらえ!

 9月26日(火) 18:00 ヤフオクドーム

ロ 0 2 0 1 0 0 0 1 0  4
ソ 0 0 0 0 3 0 0 0 0  3

  ソフトバンク25回戦(7勝18敗0分)


勝║二木(7勝9敗0S)
敗║岩嵜(6勝3敗2S)
S║内(5勝1敗15S)


継投
ロ║二木△ 大谷◎ 内◎
ソ║和田 岩嵜 森


本塁打
ロ║中村9号(2回表2ラン)
 ║鈴木11号(8回表ソロ)
ソ║松田24号(5回裏2ラン)
 ║吉村1号(5回裏ソロ)



2016年の二木の成績は、7勝8敗。負けが1つ多いだけで、今年とほぼ、同じ成績。もう、ひと踏ん張りだ。


勝ち星、昨年を上回ってほしい。あとは、負けの数をこのまま一桁で頑張ってもらう。


昨シーズン…… 8月以降は、1勝。それを思えば、格段の進歩です。スタート思いきり飛ばして、途中でへばるマラソンランナーみたいだけど。

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独走で、優勝しそうな勢いの前半戦のイーグルスや、ベイスターズのようですね(笑)シーズンは長丁場。スタミナは温存しておかないと、後が続かなくなります。


いつぞやのバファローズや、今シーズンのイーグルスのように。後からのんびりヒタヒタと、スタミナ温存で忍び寄ってくるホークスに牛蒡抜きされる。


マリーンズで言えば、後からやって来たルーキー酒居に追い抜かれる髭戦士・石川のような😰来シーズンは、そういうことを踏まえて頑張ってもらいたいです。

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あれだけ連敗してても、自力で這い上がることができたわけですから、かなりの成長です。やっぱり、マリーンズは若返りの時期なのかもしれませんね。


涌井、石川、唐川クン……


今シーズンは、修正できずに終わりそうな気配です。それを思うと、二木、酒居の敗戦後の修正能力は、立派なもの。


そんな二人の共通点は、負けず嫌いな性格。スポーツ選手にとって、負けん気は勲章です。


涌井、石川、唐川クンに闘志がないという意味ではありません。彼らは内に秘めるタイプ。石川の場合は、グニャグャのクラゲみたいで、ヤル気があるのか?ないのか?イマイチ私にはわからんが😧


やっぱり…… 勝負師たるもの、感情を表に出した方がいいのかも?特にピッチャーの場合。


相手もあることですし、不快なポーズはなしですよ。福原愛の「サァ~」、田中将大のガッツポーズで「よっしゃ~」


わかりずらいんですが……
自分の中の燃えたぎる感情を表現するとでも言いましょうか。悔しさを全面に出す。打たれて悔しが
るって、大事なことなんです。


どうも、マリーンズの選手は、そういう感情が薄いように思います。


唐川クンが柳田や大谷にカモにされてるのも、涌井がハム打線に被弾しまくってるのも、舐められてるからなんです。内に秘める闘志もいいんですが、やっぱり出さないと舐められる。


ホークス森が、デビューした年。サブローにデッドボール。珍しく怒ったサブが、マウンドの森に抗議。


   怒ることもあるんだ…… サブ😏


森はルーキーなのに、ヘラヘラ小馬鹿にして笑ってました。おまけに柳田もニヤニヤです😤完全に、サブは舐められてました。


今シーズン、絶不調の中田翔大谷翔平もです。涌井や唐川クン相手だと、優位にバッターボックスに入れる。


これも舐められてるからです。そして、そんなマリーンズ戦を観て、パリーグはおろか、セリーグのファンにも舐められる。


    ロッテ弱い・・・ヘラヘラ😜


悔しさは、バネになるんです。



ベジータ 
「俺を今すぐ半殺しにしろ!スーパーサイヤ人は、半殺しにあうとさらに強くなるんだ」

負けて、悔しい思いをして、そこから這い上がる。いい思いばかりして、メディアに躍らせれてばかりでは、成長しない。



花形満
「星くん、君は火の鳥だ。不死鳥だ。僕は君が、灰の中からよみがえると信じたい」

だから、連敗中の時も。ダメだとわかっていても。悪態ついていても。二木には、期待してしまった。


2013年のドラフト1位の石川と6位の二木。何となく、大逆転な感じがします。藤岡、佐々木もそうだけど、ドラ1ってダメなんですかね(((((((・・;)

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ところで、現エースは来シーズンFA でいなくなる可能性大。やはり、気になるのは、時期エースです。ピッチングコーチも清水直行(*≧∀≦*)期待できる。


二木、酒居、佐々木の若手トリオ+経験を積めば成田もソコソコに勝てる。


唯一、好調だった松永には、来シーズンも期待したい。対照的に、期待外れだった西野は、ちょっと不安。やっぱり、先発は無理かな。かといって、クローザーも危険性あり。


チェンは先発より、中継ぎでいい働きをしてくれた。ロングリリーバー、よろしく。


勝手に妄想始めたら、楽しくなってきた。あれ、益田の存在忘れてた😸

   
    ま、いっか(((*≧艸≦)ププッ


でも、二木が立ち直った陰には、田村の存在が大きいということ。これ、絶対に忘れちゃいけない。



エースをねらえ!DVD BOX

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69. 井口の笑顔に感謝!

9月24日(日) 14:00 ZOZOマリン

日 0 0 0 0 0 0 2 1 0  0 0 0 3
ロ 0 0 1 0 0 0 0 0 2  0 0 1 4 

日本ハム25回戦(10勝15敗0分)


勝║田中靖洋(1勝0敗1S)
敗║白村(1勝3敗1S)


継投
日║高梨 マーティン 増井 公文  
 ║鍵谷 白村
ロ║涌井◎ 松永◎ 南❌ 大谷❌ 
 ║チェン◎ 田中靖洋


本塁打
日║
ロ║加藤5号(3回裏ソロ)
 ║井口2号(9回裏2ラン)



長きに渡り、千葉ロッテマリーンズの精神的支柱であり、誇りであったベテラントリオ。サブロー、井口、福浦。


偶然ではあるが、3人の背番号は3番、6番、9番と3×である。それはまるで、3人力を合わせて頼りない後輩たちを後押ししてあげようというベテランの包容力のよう。


ここ数年の弱体化を考えると、哀しいことに我が愛しのマリーンズには、何も誇らしきものはなかった。ただひとつ、私達マリサポにとっては、彼らの存在だけが自慢できること。


しかし、サブローが昨年引退。まだまだ頑張れると思っていたはずの井口にも、とうとうその日が来てしまった。



(前奏)🎵6番背負った男の心意気
    今こそ見せろ 燃えろ井口

    井口打て 井口打て
    ラララ・・・(繰り返し)
    
    打て井口 頼むぞ井口(繰り返し)🎵

    

井口は、ダイエー(NPB)➡ホワイトソックス(MLB)➡フィリーズ(MLB)➡パドレス(MLB)➡フィリーズ経由でマリーンズヘ。下克上の前年、2009年の入団。


何故だろう?他球団から来た選手という感覚が年々薄れていき、生え抜きではないかという錯覚さえも起こしてしまう。それほどまでに彼は、私達マリーンズファンの心を捕らえて離さない存在となっていた。




  🎵サブロー さぁ立ち上がれ
   今こそ愛するチームのため
   待っていたんだ その戦う姿を
   輝けサブロー🎵

     サブローヒット×4



下克上の頃、『繋ぎの4番』と呼ばれながらチームを牽引し続けるも、晩年は目立った働きが出来なかったサブロー。


  「サブロ~~~~~🎤」 by谷保恵美


そんなサブとは対照的に井口、福浦の2枚看板は健在だった。スタメンの4打席で結果を出すタイプの井口と、ここでいうところの一打に結果を出す福浦。


40歳を越えた選手+メジャー帰り
      
      ↓

  使えない(井口は例外)




8回、2アウト劣勢で登場の福浦も、圧巻。



🎵俺達の福浦 一打に全て込めて
   不屈の闘志を見せてくれ
   千葉の誇り胸に🎵

      福浦ヒット×4



ところが、昨年あたりから井口、福浦の試合数が減少。年齢からくる疲れや故障。それに従い、当然ながら得点圏打率も減少。


ベテランが出られなくなったら、若手が頑張ればいいのだろうが、情けないことに若手には期待できない。

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チャンスが来ても、打てない代打ばかり。谷保さんのコールにもテンションダウン😢⤵⤵


しかも、代走後の守備で手痛いミスをするというリスクが伴う。「いつまでも、あると思うな。親と金」じゃないが……「いつまでも、いると思うな。福浦、井口」


基本、ここの選手は他力。すぐに誰かを当てにする。自分がその誰かにならないといけないのに…… そのせいか、頑張ろうとしすぎて、大地が疲れ果ててしまった(可哀想なキャプテン😿)


困ったことに、井口の節目の試合は、必ず投手難に見舞われる。田中将大から、2000本安打した時も、益田がふいにしてしまった。


だから、エース涌井の登板も、不吉な考えがもたげる。しかも、今季なかなか調子が出ない『我が愛するマリーンズ』の弱体エース。それでもこの際、信じるしかない。


  ………手足がつった。
  井口、福浦より、先に老朽化した?


f:id:v3azbwm614:20180115125255j:plain私もたまになるんだが、考えられる原因は、カルシウム(牛乳、チーズ、胡麻、煮干し……)ミネラル(わかめ、ひじき、ほうれん草……)の不足と運動不足。


涌井の場合は、プロ選手なので運動不足というよりは、走り込み不足。カルシウム、ミネラル不足の方は、栄養管理を押切もえが全くできていないというところか。


f:id:v3azbwm614:20180115125322j:plain『小説出版』『絵を描いて二科展』もいいが、肝心な旦那の栄養管理という『プロ野球選手夫人』としての務めを果たしてもらわねば困る。


手足がつらなければ、涌井…… 久々に好投で、完投しそうなデキだった。やっぱり、プロ選手は健康管理が1番です。


来年、2度目のFA でメジャーか国内他球団に移籍するにしても、今年のような内容では…… (さらばじゃ😌)


井口の引退式なので、ヘタな真似は出来ないという精神的作用も、好投に繋がっていたようだ。しかし、その精神的作用は、南と海坊主には効かなかった。


負けムード濃厚で、諦めムードで冬眠しそうになったその時……
井口に叩き起こされた😪💤💤


いつも、あっけなく凡退の清田が、珍しく(清田ごめん🙇💦💦)積極的に初球を叩いて出塁。


ここで千両役者・井口登場。
思えば、プロ入り初打席もグランドスラムだった。


 🎵打て井口 頼むぞ井口……




「もしや・・・」「いや・・・まさね」
頭の中で繰り返していると、大どんでん返し(*≧∀≦*)「頼むぞ」と、頼まれた井口が同点2ランホームラン。もう、泣きそうだった😹
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もしも、井口が凡退してたら奨吾。たとえ奨吾出塁でも、次は問題児・平沢。考えただけで、ホラー映画よりも恐ろしい😱


若手が不甲斐ないから、井口が自ら決めたとさ…… チャンチャン📖案の定、奨吾と平沢凡退で延長戦ですぅ。


引退の選手の打席は、三振かゴロか相場が決まっている。ここに井口の凄さが表れている。しかも、さりげなく……


笑顔でデビューし、笑顔で去っていく。とかく、引退というと涙が付き物。しかし、井口は引退表明の会見でも、引退式でも、最後まで爽やかな笑顔で通してくれた。

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性格が悪い方が、野球選手としては達成するという話を聞いたことがあるけれど、そんなことを吹き飛ばしてくれた私の中の英雄。


そこで私なりの分析。


①何があっても怒らない
②辛い時こその笑顔
③大岩の如く、動かない平常心


この器の大きさがメジャーで通用する条件なのではないか?その昔、デッドボールのたびに、乱闘だった番長清原


対照的に松井秀喜は、ゴジラのニックネームに反して、火を吐いて暴れることはなかった。怒らず、黙ってファーストへ。


デッドボール数、歴代4位の146個(今シーズン2位)は、井口の勲章です。しかも、とっても痛い勲章。ホームランや3割打つより、価値があるような気がします。痛みに耐えながら、笑顔で頑張り続けてくれた井口には、感謝の二字しかありません。


本当にマリーンズに来てくれて、有り難う(*^-゜)vThanks!




似顔絵プレゼントボード
























 

68. 二刀流

 9月23日(土) 18:00 ZOZOマリン

日 0 0 0 0 0 3 0 1 0  4
ロ 0 1 2 0 0 0 0 0 0  3

  日本ハム24回戦(9勝15敗0分)


勝║有原(8勝13敗0S)
敗║有吉(2勝5敗1S)
S║増井(4勝1敗24S)


継投
日║有原 マーティン 増井
ロ║関谷❌ 有吉❌ チェン◎


本塁打
日║大谷8号(8回表ソロ)
ロ║角中8号(3回裏2ラン)


毎度お馴染み。関谷の援護点守り切れないピッチングと、大嶺翔太の送球エラーの敗戦でございます。


もう何で、毎回同じことを繰り返すんだろう?あまりの学習能力の無さに、頭抱える私。


サード守ってエラー、ショートやってもエラー、ファーストでもポロリ。マリーンズの若手&控え内野手って、試合に出たい&ベンチの出させてあげたい『どこでも守ります体制』ですよね。



☆細谷がファースト、サード、時として外野

☆奨吾ショート、サード

☆翔太ファースト、ショート、サード



平沢に至っては、出来ないと思ってるのか、特別待遇なのか、ショートしかやらせていない。その代わりに、他の選手が別のポジションに回される。


そして、ショートオンリーの平沢は、ポロポロエラー。これだから、三木ですねぇ。


守備が売りで、「鈴木大地を脅かす存在」とか言われてたアレは、何だったんだろう?
やっぱり、『甲子園騒がれ組』にありがちな、油断と練習不足、未熟さですかね。本人の実力以上に、周りがチヤホヤしますし。ある意味では、可哀想なんですけど。


他の面子はやはり、1つに集中しないとダメです。敢えて、キツイ言い方をしますが、ヘタクソがあっちこっち、手をつけても無理な話なんですよ。


ファイターズの大谷翔平もそうです。『二兎追うものは一兎も得ず』二刀流なんて言っても、結局最近じゃ打者としてしか目立ってない。と・・・言ったところで、不振の中田翔とドッコイドッコイの成績。


結局、気持ちを分散させてしまうからなんです。射撃だって、弓道だってそうじゃないですか?神経があっちこっちにいってると絶対、的に当たらないでしょ?


そう…… メンタルボロボロで、気持ちがあっちゃこっちゃの飛雄馬も、大リーグボール1号投げられなかった。


   
      あっちもこっちも


優柔不断に二股かけても、結局、2人に愛想つかされる😏👏


昔の話ばかりするのも嫌なんですけど。80年代のプロ野球選手は、その点一途でした。1つのポジションを必死になって、奪いにいこうとする姿勢がね。


私達の日常でもそうですが、最近の若い人って、楽な方へ流されすぎです。面倒なことには、絶対に手を出さない。何の苦労も無しに得ようとする。


「人は何かの犠牲なしに何も得ることができない。何かを得るためには、同等の代価が必要となる・・・等価交換」byハガレン

ボクシングの世界でもそうです。1つの階級で通す選手が少なくなりました😌結局、体が大きくなり過ぎたからってことなんでしょうが、要は減量がシンドイからってことです。個人的にはバンタムが好きなんですけど。


         矢吹丈💕

ポジションにも、階級にも、愛着や思い入れというものがまったくなくなってしまったことに、寂しさを覚えるのは私だけでしょうか?たとえ、ポジション争いに敗北したとしても、その間のプロセスが大事だと、私は思います。


やったものにしかわからない充実感。満たされていなくても、やりきった充実感を感じることはできます。それに、後でたとえ後悔したとしても、「やれば良かった」という後悔よりも、「やらなければ良かった」という後悔の方が、進歩があると思います。


常にフラフラ・・・こっちやって、あっち
やってだと、ノンベンダラリと過ごしてしまうし、危機感も達成感もないです。


メジャーリーグに挑戦する日本人プロ野球選手もそうです。『井の中の蛙』で、意気揚々と旅立っても、結局何もできず『長期海外旅行』で、ケガや激太りで帰国。


どうして、こんなことが繰り返されるのかは明白です。「どうせ、メジャーでダメなら、日本に戻りゃいい」という『あっちがダメならこっちがあるさ』の精神だからです。


そもそも、初の日本人メジャーリーガー、野茂英雄が何故、成功したかを考えて下さい。今と違って、当時は日本人がメジャーなんて、夢のまた夢。


それでも彼が決断したのは、近鉄任意引退を宣告されたから。自由契約にでもならない限り、日本ではプレーできない。


野茂には、帰る場所がなかったのです。それだけに後がない分、決死の覚悟での旅立ちでした。松井秀喜もメジャー挑戦の会見で、「命を賭けて」と言いました。


そういう必死さの欠片もない、イマドキのプロ野球選手が、メジャーに行っても、勝てない、打てないのは仕方のないこと。そんな半端な考えだから、メジャーから戻ってきても、使えないんですよ。まさに、『二兎追うものは一兎も得ず』です


        井口以外😁


「あっちがダメなら、こっちがあるさ」的な、甘えた考えは捨てるべきだと思います。しかし、つくづく思うのは、奨吾のエラーを笑ってる私が、何で翔太のエラーは笑えないんだろうか?


ヤバイよね😶大嶺兄弟。
来期こそ、奮起しないと・・・

67. 輪廻

  9月21(木) 18:00 メットライフ

ロ 0 0 0 0 0 0 1 2 1  4
西 1 0 0 0 0 0 0 0 2  3

   西武25回戦(8勝16敗1分)


勝║佐々木(4勝7敗0S)
敗║シュリッター(1勝0敗0S)
S║有吉(2勝4敗1S)


継投
ロ║佐々木○ 大谷◎ 内❌ 有吉◎
西║菊池 牧田 野田 シュリッター 平井


本塁打
ロ║
西║浅村17号(1回裏ソロ)18号(9回裏ソロ)



「勝ってくれ」と、リキ入れて応援すりゃ、コテンパンに負ける。「負けじゃないの?」とサジ投げると、勝ってしまう。


千葉ロッテマリーンズって、『あまのじゃく』なんですかね。雄星に、手も足も出なかったはずなのに。勝っちゃった。


佐々木……この前、勝ったとはいえ、前半戦のフォアボール自滅のイメージが拭えない私は、期待してなかったので、いい意味で拍子抜けです。


「あれぇ~抑えちゃってる。おかしいなぁ」と思いながら、7回までいってしまいました。勝ったんだから、喜んであげればいいのに。


レオ軍団、スタミナ切れなんでしょうね。
でも、そんなことではCS を勝ち抜けませんよ。はっきり言って、取りこぼしですもの。


 「アンタ本当に、マリーンズファンか?」


でも、辻が調子こいてるから、勝たせない方がいいのか。同一カード3連勝なんて、何十日振りでしょう?で、このカード勝ち越しを決めたのは、二木、酒居、佐々木。


若手で決めました。しかも、3人のうち2人は、ルーキーなんですよ。もし、ここに16番と12番が入り込んでいたら、このカード勝ち越しはなかったわけで。

      
       情けない


今年は、こういうの多くないですか?南先輩、大谷先輩、益田先輩、内先輩が大炎上した後、1年ボックリ有吉クン、先輩方の尻拭い。0で抑えました……みたいな😌


どうしても、キャンプでニヤつきながら走っていた海坊主・大谷と西野の姿が脳裏に浮かぶんですよね。ピッチャーの基本は、走り込みです。16番見ているとつくづくそれを感じます。


4回、5回までしか持たないスタミナは、先発としては落第点。やはり、それを克服するには走り込みしかありません。


若手3人のカード勝ち越しは、やはり最小失点で抑えていたことでしょうね。いきなり6点も、7点も取られている先輩方とは違って。


ここに成田も加えてあげて(〃^ー^〃)来期は若手中心にローテを組むというのは、どうでしょう?本当は、今シーズンの体たらくを反省して、涌井、石川が心を入れ替えて奮起してくれるのが、ベストなんでしょうけどね。


戒めの意味を込めて、若手中心でいった方がいいんじゃないかと思います。悪い成績でも、待遇が良いとやはり、危機感というものがありません。


ベイスターズを戦力外になって、マリーンズにやって来た当初のチェンのように。「自分には、後がない」という切羽詰まった気持ちで臨んでもらいたい。そうでなければ、また繰り返される。輪廻のように・・・