Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

53. 明日は我が身

 9月2日(土) 17:00 ZOZOマリン

日 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
ロ 0 0 1 0 0 1 1 0 ×  3

  日本ハム20回戦(7勝13敗0分)


勝║涌井(5勝9敗0S)
敗║加藤(5勝6敗0S)


継投
日║加藤 玉井 井口
ロ║涌井完封◎


本塁打
日║
ロ║荻野5号(3回裏ソロ)




涌井にしては珍しい、いいピッチング。そりゃ、そうだ。ライオンズ在籍時以来、6年振りの完封なんだから。願わくば、無四球試合といきたかったが、贅沢は言えない。星飛雄馬の如く、『ホームラン配給王』の涌井が完封したのだから喜ばねば。


しかしファイターズって、分かりやすいチームだ。アホみたいにボカスカ打つかと思えば、一桁安打に抑えられて無駄に9回消化する。


つくづく思う。ここは打線に『おんぶにだっこ』のチームなんだなあということ。よくよく考えてみれば、そんなにいうほど、ピッチャーがいいわけじゃない。


アホみたいに、相手チームの『へなちょこピッチャー』を打線がボコボコにして、そのまま逃げ切るのが定番ですもの。だから、マリーンズじゃないけど、打てないと勝てない。


「驕れる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし」前にも書きましたっけね。ハムさん見てると、どうしても『平家物語』を思い出すんです。


ここ数年のパ・リーグって、鷹さんかハムさんだったでしょう?事実、投手打者共に噛み合って、好調でした。しかし、ここのチームのいけないのは、すぐに選手が、『お調子こいてしまう』ということ。


やはり、若い選手が多いからなんでしょうね。いい時なんて、そんなに続くもんじゃありません。


むしろ・・・
いい時こそV9 時代の川上監督ではないけれど、「勝って兜の緒を締めよ」と気持ちを引き締めなければいけない。


哀しいかな。前任の梨田監督(現楽天監督)も、今の栗山監督にしても、若い選手の甘やかしが目立ちました。そして、何よりベテランを放出しすぎる球団の体制にも問題があるようです。長いシーズン乗りきるのに、若手ばかりでやっていけるわけがない。ここぞという時にはやはり、ベテランの力が必要。


30歳の声を聞くと飛ばされる。谷元出した時に、「若手の鍵谷、白村が育ってきている」ということを理由にあげてました。しかし、若い選手の力を鵜呑みにしていいのだろうか?若手の一瞬だけの好調と、ベテランの過去の実績を秤にかけたら、どちらが重いのかは明白でしょう?マリーンズで例えれば、平沢に期待をかけて、福浦を放出するようなもの。あり得ないですよね。


毎年上がりすぎる選手の年俸にも問題がありそうです。ファイターズは昔から金銭的にシビアな球団ですし、FA よりトレードの方が金銭的リスクが少ないですものね。


こんなことを続けているから、この成績なんです。ハッキリ言って、マリーンズのお陰で最下位免れている状態なんですよ。


伊東監督が退任発表をした時に、栗山クン、呑気にコメント出してたけど、「自分はどうなんだ」っていう・・・


本当なら、辞めなきゃいけない成績ですよ。ここがやはり、伊東監督と栗山クンの性格の違いですか。


そういえば・・・ホークスの工藤クンも、今年前半の梨田もそうなんだけど、ハムも数年前までは監督なんて、いらなかった。


強い時はそうなんですよ。選手が勝手に動いてくれるから。だから、伊東さんが偉く見えるんですよ。あの駒不足の中で・・・


他の方はどう考えるかは知りませんが、私は監督の能力とは、負け試合に現れると思ってます。好調時にうまくいくのは当たり前。不調の時に、何をどうするかで判断してます。


ところが、工藤クンも、梨田も、栗山も、セ・リーグの由伸クンも、結局ベンチで『おっさんくさいお通夜顔』で、何もしないで座ってるだけで終わってるんですよ。


呑気な監督さんたちへ・・・
マリーンズの成績は、明日は我が身ですよ。