61. 甦れ、不死鳥
9月12日(火) 18:15 ZOZOマリン
オ 0 0 0 2 1 0 1 1 0 5
ロ 2 0 0 0 2 0 1 2 × 7
オリックス23回戦(13勝10敗0分)
勝║大谷(3勝2敗0S)
敗║近藤(1勝1敗1S)
S║内(5勝1敗12S)
継投
オ║山本 金田 ヘルメン 近藤 小林
ロ║唐川❌ 大谷❌ 内◎
本塁打
オ║吉田正尚11号(4回表2ラン)
║安達3号(8回表ソロ)
ヒーローインタビュー
ロ║荻野
試合に勝ったのに、何故かボヤキたくなる。
今年は投手陣が全壊。
こういうのも珍しい。
普通は、チーム内の不調の選手なんて、一人か二人がポツンといる程度なのに、全部が全部というから凄すぎる。
いかに、伊東さんが大変だったのかを改めて痛感する。
唐川クンも、山本も、フォアボールが得点に結び付いてしまいましたね。
本来、球の威力やスピードよりも、コントロールの良さで勝負するのが、唐川クンの持ち味なのですが、残念です。
前半戦…
勝ち星にこそならなくとも、好投を見せていたのですが、ここのところはサッパリ。
ツキもなくなってしまいました。
彼のピッチングを例えるなら、味付けのされてないステーキ肉とでも言いましょうか。素材はいいのに、何か一味足らない。
球威のなさは、制球の良さで補える。しかし、真正直過ぎれば、スタンドへ叩き込まれる。素直な性格が、球筋にまで表れてしまっている。
マリーンズ投手のお立ち台の受け答えで、性格がよくわかる。
涌井…
不器用な性格からだろうが、不調ぶりを棚に上げての横柄な態度と口振り。
石川…
骨のないクラゲのような、グニャグニャの脱力しきった感じ。
そして、唐川クン…
勝っても、それまでの自分の不甲斐なさが拭いきれない。素直に喜べず苦笑いで、真面目に反省の弁ばかり。
涌井じゃないけど、たまに勝って「どうだ」という態度をとられると、不愉快な気分になってしまうが、謙虚な反省の姿を見せられると、すべてを水に流してあげたくなる。
プロ入り10年。良かったり悪かったりの唐川クンを応援し続ける私。
毎シーズン二桁できないでいるのが残念。ここ、10年でたった1度だけしか勝てない事実。
涌井にキレギレになる私が、彼に対してだけは、寛容になる。分かりやすい例にお立ち台をあげた。
唐川クンは、私の子供の頃と同じような気がする。結果として良いことでも、過去の失敗が頭の片隅から拭えず、素直に喜ぶことができない。
感情を決して、表に出さない。(その点は、涌井も同じ)言葉少ない中に、彼の意志の強さが見え隠れする。しかし、それをあからさまに表に出すことは、決してしない。
自分の不器用な性格に苦しみながら、必死にもがいていた幼き日々。
やること成すことが、すべてゴテゴテにまわり、周囲から責め立てられる。
それでも私は、他人から見れば滑稽なほどに、頑張ることを諦めなかった。そんな報われなかった幼少期の姿と重なる。
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ハマってる『巨人の星』
飛雄馬に対して、半端ない母性愛を抑えられなくなる時が多々ある。
ドSのサブキャラ陣に、コテンパンにイジメ抜かれヨレヨレになりながらも、何度も不死鳥のように立ち上がる。
似たような感覚を唐川クンにも感じる私。
今年はダメでも来期こそは。
飛雄馬じゃないけど、灰の中から甦る不死鳥となっておくれ。