Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

62. 無気力・無感動・無関心

 9月13日(水) 18:00 札幌ドーム

ロ 2 0 1 1 0 0 0 0 0  4
日 0 0 0 0 0 0 0 0 1  1

  日本ハム22回戦(8勝14敗0分)


勝║佐々木(3勝7敗0S)
敗║上沢(4勝7敗0S)


継投
ロ║佐々木◎
日║上沢 玉井 村田 


本塁打
ロ║ペーニャ12号(3回表ソロ)
日║横尾3号(9回裏ソロ)


ヒーローインタビュー
ロ║佐々木





久々に佐々木が一軍に戻っての勝利。
前日の予告先発を知った後、「負けか」と捨て鉢に呟いた私。


勝っても、あまり嬉しくない。


打線が上沢をずっと、打てなかったこと。
そして、佐々木が前半戦もう少し勝ってくれればと、根に持っているからだろうか。


ルーキーに期待するのが、そもそもの間違いないなのだが、何度も同じ内容のピッチングを繰り返したことへの恨み。


少し前までなら、最下位脱出を願い、「ファイターズとのゲーム差がいくつ」と気にしていたが、最近はトンと気にしなくなってしまった。


虚しくなるからやめたのかもしれない。
2ゲーム差ぐらいになると、先発投壊で4連敗、5連敗で引き離される。


また、それと同時に、負けても悔しくなくなってしまった。


悔やまれることは、佐々木がフォアボールで、何度もノックアウトされた前半戦の7ゲーム。江川卓じゃないが、たかが7敗、されど7敗。


そして、もうひとつ。
ほとんど諦めムードに差し掛かってからの酒居のローテーション入り。


「もう少し早く、酒居が上がっていれば」
「もし、佐々木が勝ち続けていたら」


まあ、それを言っていたらキリがない。
レバタラ禁句だし。
大胆な決断が欲しがった。


使えないエース格を落として、若い力を取り入れるとか。不調な球団によくありがちな、一軍と二軍の連携不足。


ヒーローインタビューを観ていて気がつく。
私の心が動かない。
マリーンズファンは「千隼、千隼」と騒ぐ。


しかし私は、どこか冷めきったような、悪く言えばツンとおすましに見える佐々木をどうも、好きになれない。


困ったことに最近、好ましくない選手が増えてしまった。下克上の頃は、西岡たった一人だったのに。


感情を表に出さなくても、どこか謙虚さと前向きな姿勢があれば、成績が悪くても、周囲に非難されても、応援したくなるのが私の性格。


ところが、これは私の一方的な感覚ではあるが、佐々木や関谷を見ていると、何故か神経が逆撫でされる。


友達に言わせれば、最近の若者とはこんなものだと言うが、私の求めるプロ野球選手のイメージとが、掛け離れてしまっている。


ある時代から、「無気力・無感動・無関心」の3拍子揃った若者が増え始めた。


別に、チーム状態好調時のファイターズ選手みたいにバカ騒ぎをしろとは言わない。


ただ、もう少し熱さを感じたい。ただ、熱さといっても、田中将大のように、あからさまにガッツポーズをするとかではなく、観ている側の感情を鼓舞するようなもの。


おとなしい選手でも…
例えば酒居のように、内に秘めた熱い闘志というものがある。それに触れることができた時の感動は、何ものにも変えがたい。


勝てば良かろう的な、プロ野球の現状がそうさせるのか、あまりにも寂しい光景だ。


私がプロ野球に夢中になったキッカケは、ジャイアン中畑清


マリーンズにハマったキッカケは、里崎智也


そして…
どんな状況でも、真摯な姿勢と一生懸命さに感動させられたのは、鈴木大地


彼らは別に、周りの目を気にして熱いプレーをしていたわけではない。


必死に、なりふり構わず頑張っていた結果が、そう見えただけのことだ。


今私が求めるものは、落ち着ききったものではなく、その… なりふり構わない必死さなのだ。


落ち着きなんて、年を重ねてからでいい。若いのだから、もっと若々しさを見せてほしい。