勝利に近いドロー
7月3日(火) 18:00 京セラD 大阪
ロ 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2
オ 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
12回戦(4勝7敗1分)
ロ║石川◎ 内◎ 益田◎ 大谷◎
南✖️
オ║アルバース△ 吉田一○ 山本◎
増井△ 近藤△ 澤田◎ 比嘉◎
本塁打
ロ║井上12号(4回表ソロ)
オ║ロメロ14号(6回裏2ラン)
昨年は、石川らしさのない残念なシーズン。しかし、今年もある意味では石川らしくないような気もする。
久々登場の優良助っ人・ボルシンガー。
早くも自身9連勝の10勝1番乗り。
ロッテファンからは、
ボル様💓😍💓
と呼ばれ出した。
石川はどちらかと言えば、やる気が表に出るタイプではない。元々、優れた能力を持ち合わせたピッチャーなのではあるが、その性格は淡白そのもの。
7回投げてお立ち台で、
ゴエモンにも闘争心があったのか?
すべてはボル様のお陰。スイスイと連勝を重ねていく彼を見ていくうちに、石川の心が動き出した。
それは、私が初めて見る彼の姿。元々、内に秘めたものはあったのだろうが、それが表面化され続けると、新鮮な感動を覚える。
そして……ゴエモンに、勝つことに対して、貪欲に変貌させてくれたボル様に、心から感謝をしたい。
そんな石川が、ボル様を追いかけて10勝目を狙った今日の試合。立ち上がり満塁のピンチに合う。去年の彼なら、根負けしていたところだが、無失点で切り抜けた。
4回にアジャのホームラン。5回裕大のタイムリーで2点。石川のデキなら、いかにオリ打線が好調だとしても、セーフティだと思っていたのだが、不思議なもので、投手戦で膠着状態になっていても、片方が得点すると野球は動き出す。
吉田正尚に死球を当て、初回に四球で満塁にしたロメロに痛恨のホームラン。その後、マリーンズとオリの投手戦は続き、結局のところドロー。
しかし、「投手戦でした」と言えないような場面も何度か、見受けられた。オリ投手陣が再三に渡り、四球を連発するのにマリーンズの打線が決めきれない。
9回、アジャ四球で出塁。そこで清田は、確実に送らなければいけないところをバント失敗。続くドミンゲスの打席で、一塁代走の平沢が牽制死。
清田と平沢で思わず、私の頭に意地悪な感情が芽生える。
レギュラー取れない選手は、雑なプレーをするんだ
次の大地がピッチャーゴロ。どっちみち、得点はなかったろうが、やはりミスはいけない。小さなミスを積み重ねてしまったから、昨年のあの悲劇があるのだから。
石川、内、益田、大谷と来て、最後は松永かと思いきや、何故か南が来た。交流戦では好投の南だったが、公式戦に戻ってからのピッチングが今一つ。
その上、南はコントロールに難のあるピッチャー。嫌な予感がもたげる。そうでなくても、今日は四球のオンパレードのゲームだ。案の定、ストライクが入らず、満塁にする。
そしてまた、私は意地の悪いことを考えた。溺れかけてる南を助けるような打線なら、オリの打線は恐るるに足らず☝️
こういう時の私の考えは、得てしてよく当たるのだ。とかくボンボン打線とはそういうもの。
オリや、ライオンズ、ハムの打線が大好物なのは、弱った投手陣。大量得点でボンボンやる試合のほとんどがそう。
だから、撃沈寸前の南に襲いかかるのは目に見えてわかる。ただ、あと一押しが出来ないばかりか、逆に助けるバッティングをして長い戦いに終止符を打ってくれた。
ライオンズもオリも、投手陣に難がある。バッターが疲れるのを待てば、昨年の雪辱を晴らす事ができるのではないか?
お粗末なプレーもあったが、なかなか面白い試合だったのかもしれない。結局、破壊力のある打線を売りにしているオリも、満塁に始まり、満塁で終わった。
逆に言えば、ボンボン打線には負けないぞという、マリーンズ救援陣の気迫勝ちだったのがもしれない。そういう意味では、勝利に近いドローと言ってもいいだろう。
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