51. 二死満塁2―3
8月31日(木) 19:00 ZOZOマリン
オ 0 2 4 0 0 2 5 1 0 14
ロ 0 0 1 0 1 1 0 0 1 4
オリックス22回戦(12勝10敗0分)
勝║山本(1勝0敗0S)
敗║関谷(1勝3敗0S)
継投
オ║山本 ヘルメン 黒木 大山 小林
ロ║関谷❌ 宮崎❌ 田中靖洋❌
本塁打
オ║
ロ║パラデス8号(3回裏ソロ)
║大嶺翔太4号(9回裏ソロ)
関谷、11安打6失点。
宮崎、7安打7失点。
田中靖洋、3安打1失点。
合計21安打14失点。
いかに非力な投手とはいえ、よくも打たれたものだ。宮崎、田中はともかく関谷のこの醜態は・・・
イヤ・・・所詮、関谷も一軍レベルじゃないんだろう。戦力不足のチームだから、一軍にあげられているだけのこと。やはり、昨年からの関谷に対する私の考えは、拭えない。打線に護られなければ何もできない、何もしない。この滅多打ちは、自分の能力を認識する為のいい薬になったかもしれない。
ファームと一軍の行き来。同じ選手が行ったり来たりというのが気になる。普通なら、ファームで万全だと判断された者が昇格されるものだが、ここのチームだけは違う。
厳しい言い方をするが、投手にしろ、野手にしろ、まったく戦力にならない面子が上がってくる。しかも、いつも同じ顔ぶれだ。このことについては、昨年から気になっていたことだ。大嶺翔太が落ちると高濱が上がり、また然りとて調子が良いわけでもないのに、高濱が落ちると翔太が昇格する。
平沢の場合もそうだ。1割のアベレージで、凡打とエラーの山を築く。手痛い致命的なミスをした翌日にファームへ落ち、また2週間ほどすると戻ってきている。
清田も長い間ファームで、やっと上がって来たのだからと期待するが、一向に調子が上がらない。万全で上がってくる、一軍で通用するレベルの選手がいない。同じ選手が、メリーゴーランドのようにグルグル回っている哀しい現実。
それこそ、スマホのカードゲームだ。手持ちのカードに良いものがないと、なかなか勝てない。
伊東監督の気持ちがよくわかる瞬間だ。最低限、マシなカードを出すもやはり、福岡ソフトバンクホークスみたいに、最強カードを持った者には勝てない。
良いカードを手に入れる為には、課金しないとゲットできない。しかし、課金は勿体ないと躊躇する。だから、いつまでも弱いままで、そのうち「ま・・・いっか」と諦めてしまう。この感じが、まさに千葉ロッテマリーンズのフロント。
外国人選手の補強ばかりが言われるが、野球で一番大事なことを忘れている。下克上日本一の後の西村監督が勝てなくなった頃から・・・イヤ、それ以前にオリオンズ時代から、ここの泣き所は投手だったはず。
それを打線にばかり、目がいきすぎて然したる補強もせず、何年もの月日が流れている。
またまた厳しい言い方をすれば、関谷のように、球が速いわけでもなく、制球がいいわけでもなく、球威もない。おまけに、特別な決め球のない平凡過ぎるピッチャーは80年代なら・・・イヤ、ホークスなら中継ぎか、三軍レベルだ。
ここのチームの選手は、哀しいまでにもノンビリし過ぎている。そんなに呑気に構えてていいのか?
塀内、大松、中後のように、何もしないでノンビリと時を過ごしていると、突然戦力外通告されてしまうというのに。
ただ見ているだけの私が、星飛雄馬の言葉じゃないけれど、「二死満塁2―3(今で言うと3ー2)の切羽詰まった危機感」でいるのに。
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戦力外されて、トライアウトに失敗してBC リーグ行き。そうならない為にも、石にかじりついても、頑張るという姿勢を、たった一度でもいいから見せてほしい。頑張ることを諦める野球選手なんて、何の値打ちもないのだから。