Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

59. 可哀想なマリサポ

 9月9日(土) 14:00 ZOZOマリン

ソ 2 0 0 0 0 0 0 0 0  2
ロ 0 0 0 0 1 0 0 0 0  1

 ソフトバンク23回戦(6勝17敗0分)


勝║千賀(13勝3敗0S)
敗║涌井(5勝10敗0S)
S║サファテ(2勝2敗49S)


継投
ソ║千賀 岩嵜 サファテ
ロ║涌井❌ 大谷◎ 内◎


本塁打
ソ║
ロ║



今年の体たらく。A級戦犯第1号といえば、間違いなくエースの涌井。続く2号は髭戦士・石川。


何だか、仮面ライダーみたいになってきた。ただ仮面ライダーなら、最終的には勝つけど、こちらは…


トウッーって、10勝も出来てないし。この時期、どこのチームもエースは、二桁なのにね。前回の完封で、波に乗るのかと思えば、初回にいきなり2失点。結局、これが致命傷となる。


相手の先発は、12勝3敗の千賀。5勝9敗のオンボロエースとは違い、ちょっとやそっとでは打ち崩すことのできないピッチャー。


それを思えば、味方打線が得点するまでは、意地でも抑えていなければいけないはず。それをいきなり初回から、タイムリー2本。私のテンション駄々下がり。


もう、今年はずっとこの繰り返しだった。あまりの学習能力の無さに、『暴れはっちゃく』の父ちゃん(東野英心)じゃないけど、「情けなくて、涙が出てくらぁ~」


前回の完封で、「これがワクさんの本当の力」と喜ぶ健気なマリーンズファンの人達。


    何だか・・・痛い


まるで、裏切られ続けた男を信じ、尽くす哀れな昭和初期の女性のよう。


しかし… 私は優しくない。あれだけ負け続けたのだから、1度の完封で、信用するわけにはいかない。


1勝して、大型連敗しての繰返し。2カ月勝てなかった間も、何もしなかった。ただ、「登板日です。投げます」みたいな感じで。


何もしなかったのは、自分の力を過信しているか、限界を感じているのかのどちらかだ。


不思議なもので、勝ち星あげる好調な投手ほど、努力も練習もする。そして、負けが混んでる投手の方が、何もしない。


「ヘタクソは練習するしかない」by三浦大輔


二木に「野球は一人ではできない」と言った私だが、その言葉を一番叩きつけたいのは、涌井だ。


グラウンドには、9人いるはずなのに何故だか、涌井の姿しか見えない感覚がある。今シーズン、涌井がずっと、勝てない原因はこれかもしれない。まさに一人相撲。


よく言われることは、涌井の時には援護が少ないということ。しかし、それも仕方がない。バッターのタイミング外しの為だろうが、あの長い間合いのピッチングは、守ってる野手のリズムを悪くする。


ピッチャーはお山の大将と言うが、まさにその典型かもしれない。昨年、カクが「打たないと16番がうるさいから」とジョークを飛ばしていたが、強ち100%ジョークと言いきれるかどうか。案外、シニカルな本音なのかも。


こうやって悪いことばかり、書き込むとただの悪口ブログになってしまいそうなので、あまりやりたくないのだが、私以外のマリーンズファンがあまりにも優しすぎるので、つい衝動にかられてしまう。


あの完封が本来の姿なのであれば、連勝できるはずだし、千賀より先に得点されることもなかったはず。


厳しいことばかり言うが、エースとはそういうもの。悪くても、悪いなりのピッチングをする。その積み重ねから、活路を見いだせることもあるのだ。


もし、このままシーズンを終わるとしたら、涌井からエースの称号を外して頂きたい。


何度裏切られても、健気に涌井を信じる。お人好しで、可哀想な私以外のマリーンズファンの為に、声を大にして言いたい。



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