69. 井口の笑顔に感謝!
9月24日(日) 14:00 ZOZOマリン
日 0 0 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 3
ロ 0 0 1 0 0 0 0 0 2 0 0 1 4
日本ハム25回戦(10勝15敗0分)
勝║田中靖洋(1勝0敗1S)
敗║白村(1勝3敗1S)
継投
日║高梨 マーティン 増井 公文
║鍵谷 白村
ロ║涌井◎ 松永◎ 南❌ 大谷❌
║チェン◎ 田中靖洋○
本塁打
日║
ロ║加藤5号(3回裏ソロ)
║井口2号(9回裏2ラン)
長きに渡り、千葉ロッテマリーンズの精神的支柱であり、誇りであったベテラントリオ。サブロー、井口、福浦。
偶然ではあるが、3人の背番号は3番、6番、9番と3×である。それはまるで、3人力を合わせて頼りない後輩たちを後押ししてあげようというベテランの包容力のよう。
ここ数年の弱体化を考えると、哀しいことに我が愛しのマリーンズには、何も誇らしきものはなかった。ただひとつ、私達マリサポにとっては、彼らの存在だけが自慢できること。
しかし、サブローが昨年引退。まだまだ頑張れると思っていたはずの井口にも、とうとうその日が来てしまった。
(前奏)🎵6番背負った男の心意気
今こそ見せろ 燃えろ井口
井口打て 井口打て
ラララ・・・(繰り返し)
打て井口 頼むぞ井口(繰り返し)🎵
井口は、ダイエー(NPB)➡ホワイトソックス(MLB)➡フィリーズ(MLB)➡パドレス(MLB)➡フィリーズ経由でマリーンズヘ。下克上の前年、2009年の入団。
何故だろう?他球団から来た選手という感覚が年々薄れていき、生え抜きではないかという錯覚さえも起こしてしまう。それほどまでに彼は、私達マリーンズファンの心を捕らえて離さない存在となっていた。
🎵サブロー さぁ立ち上がれ
今こそ愛するチームのため
待っていたんだ その戦う姿を
輝けサブロー🎵
サブローヒット×4
下克上の頃、『繋ぎの4番』と呼ばれながらチームを牽引し続けるも、晩年は目立った働きが出来なかったサブロー。
「サブロ~~~~~🎤」 by谷保恵美
そんなサブとは対照的に井口、福浦の2枚看板は健在だった。スタメンの4打席で結果を出すタイプの井口と、ここでいうところの一打に結果を出す福浦。
40歳を越えた選手+メジャー帰り
↓
使えない(井口は例外)
8回、2アウト劣勢で登場の福浦も、圧巻。
🎵俺達の福浦 一打に全て込めて
不屈の闘志を見せてくれ
千葉の誇り胸に🎵
福浦ヒット×4
ところが、昨年あたりから井口、福浦の試合数が減少。年齢からくる疲れや故障。それに従い、当然ながら得点圏打率も減少。
ベテランが出られなくなったら、若手が頑張ればいいのだろうが、情けないことに若手には期待できない。
チャンスが来ても、打てない代打ばかり。谷保さんのコールにもテンションダウン😢⤵⤵
しかも、代走後の守備で手痛いミスをするというリスクが伴う。「いつまでも、あると思うな。親と金」じゃないが……「いつまでも、いると思うな。福浦、井口」
基本、ここの選手は他力。すぐに誰かを当てにする。自分がその誰かにならないといけないのに…… そのせいか、頑張ろうとしすぎて、大地が疲れ果ててしまった(可哀想なキャプテン😿)
困ったことに、井口の節目の試合は、必ず投手難に見舞われる。田中将大から、2000本安打した時も、益田がふいにしてしまった。
だから、エース涌井の登板も、不吉な考えがもたげる。しかも、今季なかなか調子が出ない『我が愛するマリーンズ』の弱体エース。それでもこの際、信じるしかない。
………手足がつった。
井口、福浦より、先に老朽化した?
私もたまになるんだが、考えられる原因は、カルシウム(牛乳、チーズ、胡麻、煮干し……)ミネラル(わかめ、ひじき、ほうれん草……)の不足と運動不足。
涌井の場合は、プロ選手なので運動不足というよりは、走り込み不足。カルシウム、ミネラル不足の方は、栄養管理を押切もえが全くできていないというところか。
『小説出版』『絵を描いて二科展』もいいが、肝心な旦那の栄養管理という『プロ野球選手夫人』としての務めを果たしてもらわねば困る。
手足がつらなければ、涌井…… 久々に好投で、完投しそうなデキだった。やっぱり、プロ選手は健康管理が1番です。
来年、2度目のFA でメジャーか国内他球団に移籍するにしても、今年のような内容では…… (さらばじゃ😌)
井口の引退式なので、ヘタな真似は出来ないという精神的作用も、好投に繋がっていたようだ。しかし、その精神的作用は、南と海坊主には効かなかった。
負けムード濃厚で、諦めムードで冬眠しそうになったその時……
井口に叩き起こされた😪💤💤
いつも、あっけなく凡退の清田が、珍しく(清田ごめん🙇💦💦)積極的に初球を叩いて出塁。
ここで千両役者・井口登場。
思えば、プロ入り初打席もグランドスラムだった。
🎵打て井口 頼むぞ井口……
「もしや・・・」「いや・・・まさね」
頭の中で繰り返していると、大どんでん返し(*≧∀≦*)「頼むぞ」と、頼まれた井口が同点2ランホームラン。もう、泣きそうだった😹
もしも、井口が凡退してたら奨吾。たとえ奨吾出塁でも、次は問題児・平沢。考えただけで、ホラー映画よりも恐ろしい😱
若手が不甲斐ないから、井口が自ら決めたとさ…… チャンチャン📖案の定、奨吾と平沢凡退で延長戦ですぅ。
引退の選手の打席は、三振かゴロか相場が決まっている。ここに井口の凄さが表れている。しかも、さりげなく……
笑顔でデビューし、笑顔で去っていく。とかく、引退というと涙が付き物。しかし、井口は引退表明の会見でも、引退式でも、最後まで爽やかな笑顔で通してくれた。
性格が悪い方が、野球選手としては達成するという話を聞いたことがあるけれど、そんなことを吹き飛ばしてくれた私の中の英雄。
そこで私なりの分析。
①何があっても怒らない
②辛い時こその笑顔
③大岩の如く、動かない平常心
この器の大きさがメジャーで通用する条件なのではないか?その昔、デッドボールのたびに、乱闘だった番長清原。
対照的に松井秀喜は、ゴジラのニックネームに反して、火を吐いて暴れることはなかった。怒らず、黙ってファーストへ。
デッドボール数、歴代4位の146個(今シーズン2位)は、井口の勲章です。しかも、とっても痛い勲章。ホームランや3割打つより、価値があるような気がします。痛みに耐えながら、笑顔で頑張り続けてくれた井口には、感謝の二字しかありません。
本当にマリーンズに来てくれて、有り難う(*^-゜)vThanks!