88.　鷹を応援する鴎ファン

　【パリーグCS ファイナルステージ】

10月19日(木)　18:00　ヤフオクドーム

楽　1　0　0　0　0　0　1　0　0　　2
ソ　0　0　0　1　0　0　0　0　0　　1

　　　2回戦　楽天(2勝1敗0分)

勝║宗(1勝0敗0S)
敗║千賀(0勝1敗0S)
Ｓ║松井裕樹(0勝0敗2S)

継投
楽║辛島❌　宗○　高梨○　福山◎
　║松井裕樹◎
ソ║千賀❌　モイネロ◎　森◎　岩嵜◎

本塁打
楽║
ソ║内川2号(4回裏ソロ)

東浜、千賀の二枚看板で落とすと痛い。
今年のホークス打線は、元気がない。
イーグルス前半独走の要因はソレだろう。
それでも、最終的には定番の位置へ。

昨年まで目の敵のホークスを、何故私は応援したがるのか。
私の心に変化が生じたのは、恐らく……
交流戦で連敗街道のジャイアンツに、
ノーヒットノーランされたあたりからか。

貧打の苦しみを知っているが故の
変化なのかもしれない。
ホークスといえば、協力打線の
イメージが強いが、突然前触れもなく、
マリーンズ打線までガクッと落ちる。

毎年、9月の声を聞くと勝てなくなり、
10連敗以上することもある。
それでも、優勝確定時期だから、
何のこともなく済んでいた。

しかし、些か7月は早すぎる。
ただ、交流戦からのペースの崩し具合は、
イーグルスが重症だったことが幸いした。

例年にない。
普段とは違うホークスを今年は感じた。
以前のホークス選手と言えば、
昔のPL 学園の選手たちと一緒で、
勝つのが当たり前だというような
すました顔と、汚れのないユニフォーム。

私はどうやら、
必死な姿と思うようにいかない
チームに弱いようだ。

それに対してイーグルスはと言うと、
マリーンズのボロボロ投手陣から、
ボコボコ打って「調子が上向き」と勘違い。
その後の試合から負け倒し、
気がつけば首位陥落。
あれよあれよという間に3位降格である。

私の心が、ある決意をする。
たぶん、愛するマリーンズを
痛め付けられたことでの逆恨みだろうが、
イーグルス、ライオンズが
日本シリーズ進出なら、セリーグを応援し、
ホークスなら全力で、パリーグを応援する。

私がイーグルスをここまで毛嫌いするのは、
監督の采配に対する不満があるからだ。

伊東さんは戦力が薄い中、
色々と考えながら戦ってくれた。
戦力が貧しい監督が動くのに、
動けば結果を出せるはずの
チームの監督がまったく動かない。

ベンチに強力接着剤でも、
塗られていたのかと思うほど、
梨田監督のお尻は重い。

独走中から、私には予感があった。

そして、それが現実となった。
強いチームは「監督が動かなくても勝てる」
と言うが、動かなさすぎで
勝てるはずもない。

先発の辛島、千賀の二人が今一つだったが、
2番手以降の投手は好投。
マリーンズ戦で福山登場だと、
私は大喜びする。

ただ、何故かマリーンズ戦以外だと、
福山はいいピッチャーに見える。
相性とは不思議なものだ。

デニーに「お前なんかいらないんだよ」と
ベイスターズを追われた福山が、イーグルスで花を咲かせたのは、喜んであげるべきか。

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