Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

バント嫌い

     【日本シリーズ

10月28日(土) 18:30 ヤフオクドーム

D 0 0 0 0 1 0 0 0 0   1
ソ 1 2 0 0 7 0 0 0 ×  10

  1回戦 ソフトバンク(1勝0敗0分)


勝║千賀(1勝0敗0S)
敗║井納(0勝1敗0S)


継投
D║井納❌ 田中❌ 須田◎ 平田◎ 
 ║砂田◎
ソ║千賀○ 森○ 嘉弥真◎ 寺原◎


本塁打
D║
ソ║長谷川1号(2回裏2ラン)



敗因は何かと問われれば、
ラミレスの2つのミスと答えるでしょう。
シーズン中、よく聞いた。
ラミレスの好采配とか。
本当にそうでしょうか(ーー;)


とにかく、考えが甘い
短期決戦を軽く見すぎた指揮官の思考。
本来なら今永先発を
経験をかって井納という選択肢。


それだけ、
井納に対する信頼が厚いということか。
気持ちはわかるんですが。
でも、それだけでは勝負事は勝てない。


短期決戦は甘くない。
シーズン中なら、
多少の負けも巻き返す事ができる。
しかし日本シリーズは、
先に4つ勝たれたら、負けてしまう。


だからこそ、
慎重に勝ちにいかなければいけない。
初戦を取った方が有利と言われてますし。


しかし、実際に大事なのは2戦目。
とは言っても、初戦を落とすのは
チームにとって、
後々マイナスになるのは確実。


CS の初戦も井納で落としてる。
これはある意味、井納が
期待に応えられていないのが
いけないんでしょうが、
それでも同じことを繰り返すのは、
あまりいいこととは言えない。


第一、井納の性格を考えても
わかりそうなものじゃないですか。
どう見ても、
プレッシャーに強いタイプじゃない。


CS の初戦を落とした事も、
責任を感じているでしょう。
それだけに、気負いも生まれます。
彼みたいな性格の場合、
楽な気持ちで投げさせてあげた方が
良かったのでは?


その点、
今永は、山崎といい勝負するほど
度胸が座っています。
私の友達のG 党の口癖ではないですが、
見る人が見れば小生意気にすら映る
向こうっ気の強さです。
どう考えても、
今永の方が良かったのでは?


2つ目は、明石のエラーがらみの1点だけ。
ホークス投手陣に、
手も足も出ない状態にも関わらず、
ランナー出ても、バントなしの強行采配。
ココが、ベイスターズとホークスの違い。


ホークスに限らず、パリーグの球団は
ランナーが出れば100%バントです。
ベイスターズのような、
ボンボン野球が売りの
ハムや、イーグルスもです。



昔、日本一になった頃の権藤監督も、
バント嫌いで有名でしたが、
CS からシリーズに突入しても、
まったく試みる様子がない。
ココまで来るとお見事
シニカルな意味を込めて言いたい私です。


チャンスらしいチャンスがないのに、
バントしない。
ただ、振り回すだけの打撃陣。
それに加え、
キャッチャーはアウトコースしか
要求しないワンパターン配球。
これでは、傷口が広がるばかりです。
なまじ打線に
自信を持っているが故の
悲劇とでも言うべきか?


マリーンズの場合、
当たっている荻野にバントをさせると、
内心では勿体ないという
感情がもたげてくる。
ヒッティングなら、チャンスは広がる。
もし、ホームランでも出れば。


ただ、コレには確実性がない。
いかに調子のいいバッターでも、
全打席結果を出せるわけもないし、
また、その保証もない。


だからこそ、
伊東前監督はギャンブルはせずに、
堅実な送りバントだった。
ホームランが出るかもしれないと、
取らぬ狸の皮算用の強行で、
アウトにとられては意味がない。


勿体ないの気持ちは捨てて、
「堅実な野球を」と
ラミが思考を切り換えない限り、
ホークスには絶対に勝てない。


まあ、ラミレスの現役時代を考えると、
仕方がないのか(・・;)
ホームランバッターだもんね。
でも、ベイスターズ時代の
引退間際を思い出せば、
考えを改めないかなぁ。
打てなくて苦労したろうに。
ココが、ホームランバッターの
哀しい性(さが)か。


私はホームランより、
送りバントや犠牲フライで堅実に
勝つ試合の方が好きだけどね👏


それにしても、
千賀のピッチングはお見事でした。
もし、明石のエラーさえなかったら
完封できたかもしれない。
アレで本調子じゃないんだから、スゴイ。


この千賀に、マリーンズ勝ってるんだよね。
ベイスターズより上なんか?
やっぱり、セリーグレベルならば
A クラスなのかしら✨