鳴り物入りルーキーの末路
3月30日(金) 18:00 ZOZOマリン
楽 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3
ロ 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2
1回戦 ロッテ(0勝1敗0分)
【勝】福山(1勝0敗0S)
【敗】益田(0勝1敗0S)
【S】高梨(0勝0敗1S)
【楽】
【ロ】
2011年ドラフト
① 藤岡貴裕
② 中後悠平
③ 鈴木大地
④ 益田直也
アマ球界No.1と騒がれた藤岡。マウンド度胸と球種豊富で、全てのボールで三振がとれると言われていた中後。そして、中継ぎ即戦力と…益田。
ただ一人、野手の大地は内野ならどこでもこなし、広角に打てるヒットメーカーとして期待…という当時の担当スカウトの弁。
当時、投手3人はメディアに持ち上げられ過ぎていたせいか、野手の大地はかなり、地味な存在に見えた。しかし、鈴木大地というインパクト強い名前と、小柄ながらルーキーとは思えないバッティングは、私の心をとらえた。
今考えてみると、メディアに躍らされていた3人はすべて墜ちてしまった。藤岡はシーズンをほとんどファームで過ごし、エースNo.18を完全に消滅させてしまった。
また、思えば益田も活躍したのは、ルーキーイヤーの前半戦だけ。今となっては火消しではなく、火付け役になっている有り様だ。
そして、中後に至ってはもういない。結局、現在も活躍しているのは大地ただ一人である。学生時代からキャプテンを務め、責任感の強い生真面目な大地。それがかえって良かったのだろう。
だから、ルーキーをあまり祭り上げてはほしくない。松坂、斎藤佑樹、田中将大、大谷翔平。勿論本人たちの油断や力不足もあるだろうが、私はメディアの過大な期待と甘やかしが最大の原因だと思っている。
いかに優秀な選手と言えど、まだ精神面は希薄な子供である。悲しいまでの錯覚で身を滅ぼしてしまった。おそらく、清宮も斎藤佑樹や中田翔の道を辿るだろう。
オープン戦の時は、プロ入り初ホームランを打った選手やら安田なりの名前を聞いたが、そのうち彼らはファームへと消えて行く。
ある意味、ノーマークだった藤岡(裕)と菅野。何ともノビノビしていていいじゃないか。思わず、大地のデビュー時、金森の指導で元気だったルーキーイヤーの清田を思い出す。
そしてまたもや、学習能力のない益田が、せっかくの大地の頑張りを不意にしてしまった。これだから私は、益田より松永の方が好きなんだ。
益田はお調子者なところがある。それはWe Are の時の彼を見ていればわかる。それに引き換え、松永は余計な無駄口を叩かずに黙々とやるタイプ。
明るいのと、ただのお調子者とは違う。その事に早く気づいてもらいたいと思う私である。
益田よ……いい加減に、対楽天戦の防御率を何とかしないといけないだろう。ボクサーなら、間違いなく10カウントじゃないか。男なら立ち上がって殴り返せ!!向上心を持たなければ、進歩しないぞ。
もっと、悔しさを知れ!