Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

逆転のロッテ

8月19日(日) 17:00 楽天生命パーク

ロ 0 0 0 0 0 0 0 3 5  8
楽 1 0 4 0 0 0 1 0 1  7

     17回戦(10勝7敗0分)


勝║高野(1勝0敗0S)
敗║ハーマン(2勝2敗1H17S) 
S║内(2勝3敗7H23S)


ロ║種市✖️ 唐川○ 益田✖️ 高野◎
  内✖️
楽║辛島△ 宋◎ 森原✖️ 高梨◎
  ハーマン✖️ 青山△


本塁打
ロ║
楽║田中14号(7回裏ソロ) 

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先発は2年目の種市。8月12日オリ戦に続く2度目の登板。前回同様に、初回から連打をされる展開。何となく、渡邉ではないが、こういうタイプのピッチャーは苦手だ。コントロールはそこそこだが、詰めが甘い。経験が浅いことを考えて、田村もそうそう大胆なリードもできない。内野陣に指を立てる仕草を見せると、母が怪訝そうに言った。

生意気じゃない?


思わず私は苦笑いだったが、益田も、松永もデビュー当初は小生意気だった。生意気は、私的には多いに結構。ただそれは、ピッチングに生かせればという前提付きでである。


3回裏、またしてもかという今江がやらかす。7月18日の疑惑の危険球といい、今後のイーグルス戦は、試合云々よりも、今江の姑息さに注意をしないといけないか?


ファールだフェアだという問題は、昔からよくあることではあるが、微妙なのがほとんどだったが、あれほど目に見えてフェアなのにファールと判定を覆す4審判には、呆れてしまった。


審判の低下は、もう何年も前から言われることだが、今年から採用されたリクエストで、更に拍車がかかってしまった。


あれがファールなのであれば、なぜ1塁審判は、最初にフェアと判定したのか。咄嗟のこととはいえ、そんなに適当なジャッジをしていたのか?

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相撲で行事刺し違えなんて、そうちょくちょくあることじゃない。ところが、どうだ。毎試合、判定の度にリクエスト。そして、4審判ゾロゾロ連れだって長い時間をかけてビデオ検証。その間、コナンのBGM 流れる中、待たされるお客さん達。

そしてまた、刺し違え


恥ずかしくないのか?選手達は1つ1つのプレーに必死で戦っているというのに。審判達のいい加減な判定は、無実の罪の容疑にかかった人をいい加減な証言で、冤罪に追い込んでるのと同じ罪。その事を肝に命じてほしい。


今江の疑惑の騒動から、種市は連打されて、気がつかば3回で5−0となる。少し、厳しい言い方をするが、種市はこの辺がまだ半人前のピッチャーだ。


どんなアクシデントに見舞われようが、意地でも最小失点に抑えるのが、先発投手の仕事。連打を繰り返されるのは、勿論、本人の未熟さもあるが、心のどこかに「自分がダメでも中継ぎに任せれば」という逃げの気持ちがあるからだ。

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5点差は着いたが、回はまだ浅い。地味に1点ずつ返せば何とかなると、自分に言い聞かせる。そして、種市の後の唐川クンが3イニングを無難に抑え、心臓バクバクな私はそれだけで満足になってしまう。

良かったよ唐川クン


ところが、打線がなかなか目覚めない。気が付けば、「もう7回じゃないか」と、思った瞬間にイーグルス戦被弾率No.1の益田が案の定、ドッカン🎆

6−0か😥


こうなると、諦めムードでいるはずの私が、何故か根気よく画面に食らいつく。そこで怒涛の8回9回を迎える。


マウンドには、何気に良さげなイメージの森原。奨吾フォアボールで、井上がヒット。珍しくカクも続く。ノーアウト満塁で、大地と代打の根元が犠牲フライで、マリーンズらしいチマチマした得点を重ねる。


そして何やら数年前の

逆転のロッテ

のような展開に👏
タムも続き、平沢の代打に清田。
不振でスタメンを外れてはいるものの、こういう時の清田は期待ができる。


いつもなら、イニング終了すると、次のイニングは3人で簡単に終わってゲームセットなのに、今日のマリーンズ戦士は一味違った。

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奨吾、アジャと続き、カクのショートゴロの間に1点追加。そして、大地が追い付き、ネモが勝ち越す。そして止めの裕大のタイムリーで2点差。


〆はいつもの通り内。打線の勢いに乗っかって、3人で終わって欲しかったけど、またしても1失点で終わった。


久々に見せた打線の粘りに、心が躍った。久しくあんな気持ちは経験してなかった。ライオンズのようなドッカンドッカンはないけど、こういう野球の方がスリルがあっていい。


つくづく思った。このチームはやっぱり大地なんだと。大地が打つと空気がガラッと変わる。そして……やはり、大地には笑顔が似合う。


そしてもう一人、クルーズさえいなければレギュラーだったのにと、いつも淋しい気持ちで、ネモ見たさに浦和に通ってた私としては、彼のはち切れんばかりの笑顔も何より、嬉しかった。


いつもの私なら、相手投手が悪いから打てたなどと、憎まれ口を言って素直に喜ばないが、たとえ失投でも、それを見逃さず打てた彼らをやはり、誉めてあげないといけないと素直に思った。


こういうことをされるから、マリーンズファンは、やめられないんだ😅嫌なこともあったけど、終わりよければ、すべてよしということで。

重なる不運

 8月18(土) 18:00 楽天生命パーク
ロ 0 0 0 1 0 0 1 0 0  2
楽 2 0 0 0 0 0 0 1 ×  3
   
     16回戦(9勝7敗0分)


勝║青山(3勝1敗0S)
敗║松永(2勝2敗21H0S)
S║ハーマン(2勝1敗17S)


ロ║ボルシンガー✖️ チェン◎ 
  岩下◎ 松永△
楽║近藤○ 松井✖️ 青山◎
  ハーマン△


本塁打
ロ║
楽║

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立ち上がりから、珍しくボルシンガーが連打されて、2点先取される。2回裏の投球練習の段階で、指の異常を訴えた。この時、私が考えた不吉なこと。変化球は、肩や肘に負担がかかりやすい。大谷翔平もスピリットの投げすぎで肘を痛め、現在ピッチャー休止状態だ。


ボルシンガーの最大の武器はナックルカーブ。爪で押し出して投げる為に、指にかなりの負荷がかかるはず。現に本人も「最近ずっと変な感じだった」と指の不調を訴えていた。


大谷もそうだったが、調子のいい時には気づかない。しかし、魔球を投げ続けるということは、打者を意図も簡単に抑えられるが、その分のリスクも大きいということ。その辺を把握しておかないと取り返しのつかないことになる。

星飛雄馬が、左腕を壊した原因も、指で押し出す大リーグボール3号の投げ過ぎだった。さすがにリアル星飛雄馬は見たくない。検査結果が出てみないと、何とも言えないが、今までのような多投は控えた方がいいだろう。


そこで、緊急登板となったのがチェン。こういう時のチェンは頼りになる。元々、先発だしロングを任せられる。
そして、期待通り、5回を2安打に抑えるピッチング。好投するチェンを見ていると、先発をやらせてみたいと思うけど、いざ任せると残念な結果になってしまう。


恐らく、彼には5回ぐらいが丁度良い頃合いなんだと思う。先発だと初回から捕まり、中継ぎだと見事に抑えるチェン。

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それはたぶん、チェンのハートが優し過ぎるからだろう。先発の初回は、いろいろと考え過ぎてしまう。だが、リリーフはそうはいかない。「チェンチェン頑張ります」のスイッチが入るのだ。


チェンの後の岩下も抑え、同点の8回裏は、何となく不運が重なった回だった。松永はフォアボールを出したものの、ツーアウトを取っていたし、桝田のヒットで、岡からの送球を田村が逸らしたのも、目にゴミが入ったようなアクシデントのようだったし。これを責めたら可哀想なんじゃないかと、私にしては珍しく優しい気持ちになっていた。

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9回裏、裕大フォアボールで、奨吾デッドボール。しかし、今年の奨吾はどれだけデッドボールされるんだ。思わず、金森コーチの現役時代を思い出す。


西武ライオンズの金森と言えば、生傷男と呼ばれるほどデッドボールが多かった。私の中にある金森のイメージはいつもバッターボックスでのけぞってる姿しかない。


まさか、これほどバッティング技術に長けてる人とは思わなかった。しかし、ここぞという時には結果を出していた勝負強さはさすが。そこはやはり、元キャッチャーだからだろうか?打席の詠みも冴えていた。


やはり、記憶に残るのは、私が熱狂的G党の頃、昭和58年の日本シリーズ。あれは、第6戦だったか?江川さんから決勝のホームランを打った。このイメージが強いせいか、その後の彼を私はクセモノと言い続ける。


守りで厄介なのが伊東さん。攻撃では秋山よりも、何をしでかすかわからない金森の方が嫌だった。


何をしでかすかわからないという点では、奨吾は金森二世にふさわしいかもしれない。


ノーヒットで、ハーマンがランナーをためてくれた。ここでカクに1本出てれば同点。打たれた松永も、打球を逸らしたタムも救われたのだが、今のカクにそれを望むのは酷なように思えた。


やはり、今日の私はおかしい。すべて許してしまう優しさがある😅恐らく、ボルシンガー降板が、相当ショックだったのかもしれない。




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次世代のエース

 8月17日(金) 18:00 楽天生命パーク

ロ 0 0 0 0 0 0 0 1 0  1
楽 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0

     15回戦(9勝6敗0分)


勝║二木(3勝3敗0S)
敗║青山(2勝1敗0S)


ロ║二木◎
楽║塩見◎ 青山✖️ 森原◎


本塁打
ロ║
楽║

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最近のプロ野球ファンは、ホームランさえ出れば、ご機嫌なイメージがある。交流戦の放送の時、元TBS ・林正浩アナがやたらと、長打力だのホームランだのと喚いていた。


TBS と言えば、ベイスターズ戦に力を入れている局。恐らくそのせいだろう。口から出るのは、「ホームラン ホームラン」それしかない。しかし、パリーグに流れて来たのであれば、これから学習してもらわねば。


パリーグの野球というよりは、マリーンズの野球と言おうか。ホームランが好きな人は、ライオンズ戦でも観に行けばいい。景気のいい花火🎆がドッカン ドッカン。年に何度あることやら。しかし、私はそういう貧弱なマリーンズ打線が、愛しくて堪らない。

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打てないなどと、散々コケにされながら、ちまちまフォアボールだの、犠牲フライだので、地味にコソコソと逃げ切ろうとするところが可愛い。恐らく、こんなことを言うマリサポは私ぐらいだろう。


一発で勝つのは、味気なさ過ぎる。皆で苦しみながら勝ち取る試合にこそ、本当の意味がある。だから、やっとの思いで、点を取った後に酒居ではないが、簡単に打たれたりすると炎上してしまう(笑)


本当に好きなのは、子供や女子が最も嫌いだと言われる投手戦。これはG 党時代からそうだった。マッキーのパーフェクトに、ノーヒットノーラン。桑田や斎藤の完封を何より望んだ。クロマティーやゴジラのホームランよりも、投手戦の時の方が、テンションがマックス状態だった。


マリーンズの最大なる欠点はと言うと、Twitterなどでは打線へと話が逸れてしまいがちだが、これだけはわかっていただきたい。ここのチームの根源は、オリオンズ時代から変わっていない。

非力なピッチャー

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私がよく言うこと。打てないから負けるのではなくて、打たれるから負けるのです。投手力を強化しない限り、マリーンズの連勝など望めないし、いつまでもB クラスに居続ける羽目になる。


それなのに、何をとっちらかってか、毎年打線にばかり比重を置き、やれ…新外国人選手のダレダレがどうのとなる。しかし、その外国人選手も常にB 級ばかり連れてくるものだから、結局使い物にならずに帰って行くという毎年の定番。


井口新体制になって、少しは変わるのかと期待をしたが、更に悪くなったように思う。「涌井がいない、石川もいない」で、先発に土肥が戻ってくるようでは、昨年開幕時の戦力が揃わずズルズルな感じと全く同じじゃないか。


ボルシンガーも、前ほど勢いがなくなりつつある。そんな中で外国人でもなく、派手さもない。私の最も、好むタイプのピッチャーの活躍が、目立ちだした。


何気に…二木と有吉の時は、ゲームが締まる。二木は、持ち前のコントロールが復活しつつあるし、有吉は、打たれ強い長所を生かしたピッチング。

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この二人のピッチャーの共通点は目。打者を見る時、タムのサインを見る時のひたむな目。マリーンズ投手にありがちな臆するような目ではない。イキイキとした澄んだ瞳。


真っ直ぐに、見据える瞳の先には何が見えるのだろう?少々、少女じみたことを考えてしまう。例え、それが負け試合となったとしても、あの瞳の輝きを見てると、許してしまいそうになったりして。


繊細な二木は、エース候補にという、ファンの期待が重圧となった事もあった。逆に、その童顔からは想像出来ないほど、物怖じしない有吉。


どちらかと言えば、有吉の方がエース向きかもしれないが、昔の江川・西本のような存在になってくれたら、頼もしいなぁなどと思ってしまう私です。


そのうち、ノーノーも期待したい。私は何より、フタタムコンビが好きだ。二人には、マリーンズが誇る最強バッテリー、あの里崎・清水直行を目指してほしい。



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メンタル強化

  8月16日(木) 18:00 札幌ドーム

ロ 0 0 4 0 1 1 0 0 0  6
日 2 0 0 0 0 0 0 0 0  2

     20回戦(9勝10敗1分)


勝║土肥(1勝0敗0S)
敗║藤岡(0勝1敗0S)
S║


ロ║土肥○ 大谷○ 岩下◎ 松永◎
  内◎
日║藤岡✖️ 鍵谷✖️ 公文○ 井口◎



本塁打
ロ║
日║中田20号(1回裏2ラン)

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7月26日、岡大海とトレードとなり、ハムへ移籍となった藤岡貴裕と、2年目の土肥の先発。


藤岡と言えば、11年のドラフトでマリーンズ1位確定の瞬間に、嬉し泣きをしていた姿が今でも、印象に残っている。今時珍しい、純朴そうな好青年だった。ただ、その反面で不安も過った。ハートが優しすぎるのではないか?

案の定だった。


開幕して早々は、トントン拍子に勝ち星を重ねていくが、そのうちに思うようにいかなくなっていく。大学時代、定評のあった制球の良さも徐々に影を潜めていった。

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そして、藤岡の最大の欠点。ランナーを出すと、メンタルの弱さから自滅していく。結局、6年在籍して21勝しかあげられず、ここ数年はほとんどをファーム暮らしだった。

益田直也


11年同期生4人は、とても仲が良かったが、結局マリーンズに残ったのは、大地と益田だけ。


東洋大時代は、主将が大地で副主将が藤岡だったらしい。プロの世界は厳しい。実力が伴わなければ、切り捨てられるのは致し方ないこと。ただ、1人の青年に戻った時、大地も益田も複雑な心境だったのではないだろうか?


他の球団よりは、比較的に切り捨てられるまでの猶予期間が長いマリーンズ。その間に……そうなるまでに、結果を出せなかった藤岡の甘さがいけないのかもしれない。


マリーンズではここ数年、球団の方針として、藤岡を中継ぎで使い続けていた。ところが、藤岡本人はまだ、先発に対する思いが捨てきれずにいた。その葛藤が恐らく、マイナスになっていたのではないかと思う。


数年前…… ほんの一瞬だったが、藤岡が今のチェンのようになロングリリーバーとして、再生しかけたことがあった。

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だが、それもメンタルの弱さで長続きせずに炎上し、伊東前監督の逆鱗に触れてしまう。その後、復活することもなくマリーンズを去ることになった藤岡。
ただ、ファームに長く滞在している選手を見ると、いつも私は思う。

コーチは何をしているのか?


西野もかつての輝きを取り戻せずに苦しんでいる。一軍のコーチを総入れ替えするのもいいが、まずはファームのコーチをもっと固めるべきじゃないのか?


私達ファンは結果が出ないと、選手個人ばかりを責めがちだが、指導者に恵まれない選手の気持ちももっと察してあげるべきなんではないかと思う。


今日の試合、先取点を取っても、その点をあっさり使い果たしてしまうのが定番の藤岡が、その欠点を克服できているのかどうかを確かめるべく、5回までを注目してみた。


初回に中田翔の2ランホームランで先制し、2回までは落ち着いたピッチングだった。しかし……早くも3回に、藤岡の悪い癖が出てしまう。


先頭バッターの田村にフォアボールを出した後、5連打され一挙4失点。結局、4回は抑えたものの、5回も連打を食らい鍵谷にマウンドを譲った。


藤岡は変わっていなかった。もう少し、必死ながむしゃらさを期待していただけに残念でならない。マリーンズがリードできるのだから、喜ぶべきなのだが、何故か素直に喜べない自分がいる。

何故クビにしたチームに、噛みついてこない?

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昔、ドラゴンズに放出された西本聖は、ジャイアンツ戦には目の色を変えて食ってかかってきた。


闘志を剥き出しにするのが無理なら、せめてベイスターズを戦力外になって、テストを受けてまで、マリーンズで頑張ろうとしたチェンの必死さを見習って欲しい。


そういう、何がなんでもというがむしゃらさみたいなものが藤岡にはなさすぎるのだ。そんなことでは、ハムでもマリーンズ時代の悪循環を繰り返すだけだ。せっかく、あんなにやりたかった先発をやらせてもらっているのだから、もっとやる気を出してもいいじゃないか。


普通の青年なら、優しい好青年かもしれない。だが、勝負師にとっては気弱は、一文の値打ちにもならない。


ところで、マリーンズ先発の土肥だが、初回に被弾したものの4安打ピッチングは良かったと思う。ただ、初回に不用意に一発を打たれるのは頂けない。もしも、打線が沈黙していれば負けていたはず。

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それでも、ヒーローインタビューで打線の援護に聞かれても、その事をには触れなかった。そこは、嘘でも……社交辞令でもいいから、有吉や桑田真澄みたいに「野手の皆さんのお陰です」と言って欲しかった。


それがないと、どうしても横柄な自分の力で勝ったと言わんばかりに見えてしまう。どんな時にも、感謝することを忘れてはいけない。結局、野球は点取りゲーム。野手が打たなければ勝てないのだから。




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勝利に近いドロー

 7月3日(火) 18:00 京セラD 大阪

  ロ 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0  2
  オ 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0  2

    12回戦(4勝7敗1分)


ロ║石川◎ 内◎ 益田◎ 大谷◎ 
  南✖️
オ║アルバース△ 吉田一○ 山本◎
  増井△ 近藤△ 澤田◎ 比嘉◎


本塁打
ロ║井上12号(4回表ソロ) 
オ║ロメロ14号(6回裏2ラン)

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昨年は、石川らしさのない残念なシーズン。しかし、今年もある意味では石川らしくないような気もする。


久々登場の優良助っ人・ボルシンガー。
早くも自身9連勝の10勝1番乗り。
ロッテファンからは、

ボル様💓😍💓

と呼ばれ出した。


石川はどちらかと言えば、やる気が表に出るタイプではない。元々、優れた能力を持ち合わせたピッチャーなのではあるが、その性格は淡白そのもの。


7回投げてお立ち台で、

疲れました😥

と、気だるく呟くのが石川だった。ところが今年は、お立ち台に上がってもよく喋る。


ゴエモンのニックネームから、お立ち台でせいぜい

「絶景で~す」

と、無理やり言わされていたあの石川が…

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ベイスターズ戦のガッツポーズも驚いた。

ゴエモンにも闘争心があったのか?


すべてはボル様のお陰。スイスイと連勝を重ねていく彼を見ていくうちに、石川の心が動き出した。


それは、私が初めて見る彼の姿。元々、内に秘めたものはあったのだろうが、それが表面化され続けると、新鮮な感動を覚える。


そして……ゴエモンに、勝つことに対して、貪欲に変貌させてくれたボル様に、心から感謝をしたい。


そんな石川が、ボル様を追いかけて10勝目を狙った今日の試合。立ち上がり満塁のピンチに合う。去年の彼なら、根負けしていたところだが、無失点で切り抜けた。

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4回にアジャのホームラン。5回裕大のタイムリーで2点。石川のデキなら、いかにオリ打線が好調だとしても、セーフティだと思っていたのだが、不思議なもので、投手戦で膠着状態になっていても、片方が得点すると野球は動き出す。


吉田正尚死球を当て、初回に四球で満塁にしたロメロに痛恨のホームラン。その後、マリーンズとオリの投手戦は続き、結局のところドロー。


しかし、「投手戦でした」と言えないような場面も何度か、見受けられた。オリ投手陣が再三に渡り、四球を連発するのにマリーンズの打線が決めきれない。


9回、アジャ四球で出塁。そこで清田は、確実に送らなければいけないところをバント失敗。続くドミンゲスの打席で、一塁代走の平沢が牽制死。

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清田と平沢で思わず、私の頭に意地悪な感情が芽生える。

レギュラー取れない選手は、雑なプレーをするんだ


次の大地がピッチャーゴロ。どっちみち、得点はなかったろうが、やはりミスはいけない。小さなミスを積み重ねてしまったから、昨年のあの悲劇があるのだから。


石川、内、益田、大谷と来て、最後は松永かと思いきや、何故か南が来た。交流戦では好投の南だったが、公式戦に戻ってからのピッチングが今一つ。


その上、南はコントロールに難のあるピッチャー。嫌な予感がもたげる。そうでなくても、今日は四球のオンパレードのゲームだ。案の定、ストライクが入らず、満塁にする。

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そしてまた、私は意地の悪いことを考えた。溺れかけてる南を助けるような打線なら、オリの打線は恐るるに足らず☝️


こういう時の私の考えは、得てしてよく当たるのだ。とかくボンボン打線とはそういうもの。


オリや、ライオンズ、ハムの打線が大好物なのは、弱った投手陣。大量得点でボンボンやる試合のほとんどがそう。


だから、撃沈寸前の南に襲いかかるのは目に見えてわかる。ただ、あと一押しが出来ないばかりか、逆に助けるバッティングをして長い戦いに終止符を打ってくれた。


ライオンズもオリも、投手陣に難がある。バッターが疲れるのを待てば、昨年の雪辱を晴らす事ができるのではないか?


お粗末なプレーもあったが、なかなか面白い試合だったのかもしれない。結局、破壊力のある打線を売りにしているオリも、満塁に始まり、満塁で終わった。


逆に言えば、ボンボン打線には負けないぞという、マリーンズ救援陣の気迫勝ちだったのがもしれない。そういう意味では、勝利に近いドローと言ってもいいだろう。


酒居と大河、それぞれの再出発

    6月17日(日) 14:00 ZOZO マリン

   巨 0 0 0 0 1 0 0 0  0   1
   ロ 0 0 0 0 0 0 0 0 2×  2

        3回戦(2勝1敗0分)


勝║南(2勝1敗0S)
敗║カミネロ(1勝1敗10S)
S║


巨║内海◎ 澤村◎ マシソン◎ カミネロ✖️
ロ║酒居○ 大谷○ 益田○ 南○


本塁打
巨║
ロ║


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昨日のボルシンガーの好投と、試合終了後のWe Are を嫌がって逃げ回るshyな荻野の微笑ましい姿が脳裏から離れないままの今日のゲーム。


先発は昨年の後半戦に一軍でブレークし、5勝をマークした酒居。前半戦ですでに投壊状態のマリーンズ投手陣。


交流戦で帳尻を合わせるつもりが、それも空しく終わる。スワローズとジャイアンツの不調に助けられなければ、交流戦でも最下位になっていただろう。


そんな中で後半戦が再開し、酒居の活躍は伊東前監督にとっても、私達マリサポにとっても、かすかな光明であった。

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そんな彼に、今シーズンも開幕前から期待をした。後半だけで5勝したのだから、おそらくローテーションで安定したピッチングをしてくれるのではと。


ところが、今シーズンの酒居には昨シーズンのような躍動感は全くなく、何かが違う。

やはり投手は難しい


前年活躍しても、次の年もというわけにはいかない。もしかすると、昨年5勝したことで、若さゆえの油断や過信も、本人は気がつかないところで、芽生えてしまったのではないか?


そんな酒居の今日の登板は、楽しみだった。あのままの酒居なのか?調整してまた躍動する酒居なのか?

「走り込みを重点に頑張ってきました」


酒居のコメントを聞いて安心する。
投手にとって、1番大切なことは走り込み


最近の若いプロ野球ファンが聞いたら、「そんなの、昔の話だろ」と言うだろうが、大きな間違いである。大切なことに今も昔もない。


だいたい5回ぐらいで、炎上する投手というのは、スタミナがない。涌井を見ていればわかる。

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  1. 下半身を全く使ってない
  2. 上半身で投げるから疲労が早い
  3. 手の感覚が鈍くなる
  4. 制球難で打ち込まれる


涌井は、ライオンズ時代から走り込みが嫌いで、基本やらない。野手ではあるが、清原もそうだった。


どうもこれがいけない。
ライオンズはスター選手を甘やかす。
だからこそ、30前後で急降下となる。


1勝すると、その後は5連敗は軽くするような投手では困る。どんなスポーツでもスタミナがなければ、お手上げ状態だ。


開幕時の酒居ではなく、昨シーズンの酒居が戻って来てくれた。幼い顔立ちの見た目と違って、内面が強い酒居。


社会人、大阪ガス出身。
あの「ふてぶてしさを観て下さい」と、入団発表でアピールした松永の後輩。だからだろうか?臆することなく肝が座っている。


勝ちに結びつかなかったが、次に繋がる好投だった。好調時でも3失点はしていた酒居が、1失点で抑えていた事に成長を感じ、嬉しかった。

1点の重みを理解して投げてくれた


その酒居の後の投手リレーもドンピシャリ。いつも、やらかす大谷が抑えたところで、意地の悪い私の心は考える。

ジャイアンツには通用するのか?


ただ、投手が抑えたところで、点を取らなければ野球は勝てない。ジャイアンツの投手陣もなかなか頑張っている。

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そこで、思いもよらない決着が…
平沢ファンには申し訳ないのだが、
彼の存在を私は全く、忘れかけていた。


「どんな形でもいいから一軍に残して下さい」と井口に直訴した平沢。なかなか、出番のない中でアピールしていた平沢の姿をよく見かけた。


私は決して、平沢推しではないけれど、打てないドミンゲスなら、「平沢使ってもいいんじゃないか」と思っていたところでのスタメンだった。


サヨナラで、もみくちゃにされてる彼を見ていると、先輩選手たちに可愛がられているのがよくわかる。そして、私も少しだけ、彼に対する見方が変わったように思う。


ただ、このサヨナラだけで終わらないでほしい。加藤翔平のように、ムラのあるプレーはしないでほしい。


せっかく大河なんて、勇ましい名前なんだから、パリーグ全体を引っ掻き回すくらいの勢いで頑張ってほしい。


「マリーンズも若い選手が、頑張れるようになったんだ」と思わずニンマリの私である。


救世主が認める田村の力

    6月16日(土) 14:00 ZOZO マリン

   巨 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
   ロ 1 0 0 0 0 0 0 0 ×  1

       2回戦(1勝1敗0分)


勝║ボルシンガー(8勝1敗0S)
敗║田口(2勝4敗0S)


巨║田口◎
ロ║ボルシンガー◎


本塁打
巨║
ロ║


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昨日は菅野にどや顔されて敗戦。

今日はボルシンガーが神に見えた。


昨日の涌井のピッチング。
毎度の事なので、怒る気にもならなかった。

涌井で負けて、ボルシンガーで勝つ。


もう、このパターン確立されました。
何と言っても、彼が勝ち続けてくれるお陰で、
あの淡白な石川に闘争心も芽生えてきましたから。

涌井じゃ、競争相手にもならない。


ふと思う。
昨日、涌井ではなく、ボルシンガーが先発だったら、投手戦でなかなか見ごたえのある試合になったんじゃないだろうか?


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ボルシンガーを軸に石川、有吉との3本柱でローテを組み換えれば、毎回3連勝は硬い。


また、私がずっと、浦和まで行って応援し続けてる成田翔も上々のデキ。去年のフレッシュオールスターでの酒居とのコンビが復活すると有難いなぁ等と期待が膨らむ。


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交流戦の打率が3割近くも、ベイスターズ戦あたりから、イムリー欠乏症に……

今後は投手陣の奮起が期待される。


マリーンズの助っ人は、助っ人にならないのが定番だった。前評判ばかりで獲ってきたり、安値のお買い物だったりだからか?


デスパイネクルーズサントスナバーロ、そして今年のシェッパーズドミンゲス


ちょっと前にドミンゲスが打っていた頃、呑気なロッテファンはドミちゃんなどと言って大喜びしていた。しかし、私のようなひねくれものは、そうそうのことでは納得しない。

失投だろう

こんなピッチャー打っても


私がバッターを評価するツボは、貧打の試合でのバッティングだ。昨年のペーニャのように、スタメンの0安打の時にかため打ちしてくれるタイプであれば納得する。


やはり、私の読み通りにドミンゲスは雑なバッティングを繰り返し、ロッテファンが期待するホームランどころか、ヒットさえ打つのが難しくなってきた。

これでは、猫の手にもならない

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ドミンゲスが打ち始めた頃、Twitterのロッテファンが「井口はなぜドミンゲスをスタメンで使わない?」とぼやくことしきり。やはり、井口にもわかっていたのだろう。

井上と計りにかけて


そんな中、今シーズンから加入したボルシンガーはまさに救世主。しかも、この救世主は、いつも紳士的。今日のお立ち台でも、キャッチャー田村を持ち上げる。


ただ、ボルシンガーよ。
あまり、田村を持ち上げるてくれるな。
こやつはすぐに調子に乗る🤣


交流戦で12球団のキャッチャーを見渡すと、リードの甘さや緩急を使えない一辺倒のリードが目立つせいだろうか?別にマリーンズファンの贔屓目ではなく、田村が1番優秀に見えてしまう。

外 外 外


ワンパターンのリードに見飽きているからだろう?そこはやはり、ライオンズ黄金時代の司令塔・伊東勤の愛弟子。その辺のキャッチャーとは違うのは当たり前なのかもしれない。


昨日の窮屈そうな田村と今日の伸び伸びとした田村。やっぱり、ピッチャーだなぁとつくづく思う。


タコ🐙でお立ち台というのが、本人的には疑問だったらしいが、ここ数試合の好リードを思えば、「たまには、そんなお立ち台もいいだろう」と思ってしまう。


もし、田村がマリーンズにいなければと考えるのは、ホラー映画より怖い。だから、たまにはいい思いもさせてあげたい。


私は某実業団で、ソフトボールをやっていた。ポジションはキャッチャー。だから、田村の気持ちはよくわかる。


勝てばピッチャーがヒーロー。
キャッチャーは、あくまでもサポート役。
負ければ、キャッチャーのリードが悪いということになる。


しかし、やりがいのある仕事でもある。自分の力で非力な投手にplusアルファの力を与えることができる。


例えば、ベイスターズ戦の渡邉のように。果たして後半戦以降、田村がへっぽこエースを甦らすことはできるのだろうか?

無理だろ😰


北斗の拳 世紀末救世主伝説

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