Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

41. 崖っぷちと怖さ知らず

 8月19日(土) 14:00 京セラD 大阪

ロ 0 0 0 0 2 1 0 0 0  3
オ 0 0 0 0 3 2 0 2 ×  7

  オリックス18回戦(11勝7敗0分)


勝║山岡(5勝8敗0S)
敗║チェン(1勝4敗0S)


継投
ロ║涌井❌、有吉◎、チェン❌、益田○、南◎、
 ║田中靖洋
オ║山岡、ヘルメン、近藤


本塁打
ロ║ペーニャ5号(6回表ソロ)
オ║T―岡田24号(5回裏ソロ)



悔やまれるのは5回の攻撃と涌井のピッチング。大地のヒットの後に奨吾が倒れ、ネモがヒット、1アウト1,3塁で田村のタイムリーで先制。しかし、問題は次の平沢の打席。山岡のワイルドピッチで1点追加した後、消極的なバッティングで凡退する。


ワイルドピッチの後というのは、どんな強気のピッチャーでも多少の動揺は隠せないはず。それを簡単に打ち取られてしまう。鳴り物入りで入団して2年。最近、つくづく思う。平沢はいったい、何をしたいんだろう?何を目標に、どんな方向性でいきたいのか?


守備が売りだったのに、痛恨のエラーはする。バッティングも1割台をさまよって、一向に進歩しない。今年のようにチームの状態が悪ければ、スタメン起用もあるだろうが、万全の状態になった場合、果してこのlevelの選手を起用したいか。


バッティングがダメなら、昔の巨人・川相のように、確実な守備とバント技術を身につけるとか、やらなければいけないことはいくらでもある。ところが今の平沢を見る限り、まったくそういうものが見えない。この間の細谷の打席と一緒で、何となく打席に入り、ただバットを振ってるだけ。平沢がそう口にしたわけではないが、彼の心の中の声が聞こえてきそうになる。


「どうせ、次の打席があるからいいや」


レギュラーじゃない。一軍に定着できない選手には、次などない。千葉ロッテマリーンズの選手を見ていると、先輩選手が後輩選手に気を遣ってあげているのが、微笑ましい時がある。


しかしその反面、若い選手の甘えが目立つ。失敗してフォローしてもらっても、その後が続かない。ただ、申し訳ありませんでしたで終わってしまう。それだから、一軍と二軍を行ったり来たりするだけなのだ。


平沢も少し、田村のように叩かれた方がいい薬になるんではないだろうか。叩かれない選手は、同じ失敗を何度も繰り返す。


4回ぐらいまでは0で抑えて、好調だと思わせ、5回に入ると打たれる。しかも、味方打線が得点したすぐ後に。

    
     涌井も叩かれない。


昔のプロ野球界やファンは、手厳しかった。たとえ、エースや4番でも不甲斐ないプレーをすれば、叩かれていた。


涌井が負けると「打線の援護がなかった」と、それだけで終わってしまう。毎度、同じ内容のピッチングなら、勝てないのは当たり前だ。そのくせ、唐川クンが涌井と同じような負け方をするとまったく表現が変わってくる。涌井、石川はそれだけ別格で、以下はその他大勢と見下されてるようで、不愉快になる。昔、メディアに攻撃されていた桑田の名言。

   
   「男は叩かれて強くなる」


いい思いばかりしていては、何も変わらないのだ。涌井も平沢と一緒で、勝てないのなら、自分のフォームをチェックするとか、いろいろやることはあるだろう。1度や2度なら目を瞑る気にもなる。しかし、こうエンドレスだと。


それとも涌井にはもう、5回以上投げるスタミナがないのか?スタミナに問題があるなら、ピッチング練習より走り込みをして、下半身を鍛え直した方がいい。DeNA 三浦大輔があの年齢まで、先発を続けられたのも、走り込みで足腰を鍛えていたからだ。


味方の援護がない点だが、涌井のピッチングにも問題があると、私は声を大にして言いたい。間合いの長い投球は、相手打者のタイミングを狂わすことができるのだろうが反面、守っている野手のリズムは乱す。テンポの悪いピッチングは攻撃の芽を潰すのだということ。


    オリのルーキー山岡


確かにいいピッチャーだと思うが、彼はまだプロの本当の怖さを知らない。もしも、痛い目を経験しても、今のようなピッチングと度胸を保てるのであれば、本物だろう。


ただ、強気のピッチャーに限って、1度鼻を折られると、立ち直れないもの。益田直也という見本を見ているだけに、すぐ意地の悪い見方をしてしまう。


山岡のようなチョイ、上からなタイプはオリには珍しい。パ・リーグで、ロッテの次に好きなのはオリックス。決して強いとは言えないチームだからだろうか?相手を見下すような態度を見せない選手たち。


特にPontaみたいな西と松葉には癒される。だから山岡の登場はあまり、私には喜ばしくない。ロッテ同様、オリさんの選手にも偉そうにしてほしくない。今後、彼の鼻はどんどん高くなっていくだろう。


その鼻っ柱を誰が、へし折るのか?
何となく、楽しくなってきた。
何て、私は意地悪なんだろう。


    どちらかと言えば…

    黒木の方が好き。



天狗舞 山廃仕込 純米酒 1800ml

天狗舞 山廃仕込 純米酒 1800ml