Marin 好き

千葉ロッテマリーンズ・ファンブログ

60. 地獄の業火

 9月10日(日) 14:00 ZOZOマリン

ソ 0 0 0 0 0 0 3 0 3  6
ロ 0 0 0 0 0 0 0 2 1  3

  ソフトバンク24回戦(6勝18敗0S)


勝║和田(4勝0敗0S)
敗║二木(5勝9敗0S)
S║サファテ(2勝2敗50S)



継投
ソ║和田 モイネロ 岩嵜 森 サファテ
ロ║二木❌ 田中靖洋◎ 土肥❌


本塁打
ソ║今宮13号(9回表2ラン)
ロ║




9月10日は、私の誕生日。まあ、『サンデー二木』だし、和田をいつも打てないしで、予期してましたが、やっぱりねぇ…って感じです。


メジャーに、長期海外旅行に行っていたロートルピッチャーを何で、毎回打てないのか?私は、他のマリーンズファンから比べると、打線擁護派なんですけど、それでも「う~ん」って感じです。


毎回、同じピッチャーにやられる。ファイターズ加藤、上沢、ライオンズ雄星、ホークス、和田、千賀、バファローズ、山岡…


対策とかないんか?データもあるでしょうに… あっ、そうか。ここはバッティングコーチ不在なんだっけ。何もしない堀バッティングコーチがこんなこと言ってました。


「データ見せると、打てなくなるから」

「選手の自主性に任せてる」

 職場放棄っすか?
 

もう呆れて、怒る気にもならないですよ。選手が可哀想ですよね。アドバイスしてくれる人がいない。


二木も、もう少し辛抱できれば、6勝目が転がり込んできたのにねぇ。「人間、辛抱だ」昔、こんなコマーシャルなかったっけ?


5勝9敗。変なトコばっかり、涌井の影響受けちゃってますね。いい加減、涌井を心酔するのをやめて、もっと向上できる対象をみつけよう。


フォアボールが多くなりましたね。デビュー当初は、あんなにコントロールが良かったのに。


     初心に戻ろう


ところで、土肥は何で一軍に上がれたんですか?ルーキーだから、仕方がないっていう人がいるけど、プロのユニフォームに袖を通したら、ルーキーもベテランもないのよ。


『そんなの関係ない』by小島よしお😌


シーズン前半戦、私が観戦に行くと、土肥がゲームを壊すのが定番化してた。そして、せっかくのバースデーもやはり、敗戦決定に追い込んでいく。ほとんど、嫌がらせとしか思えない。


同じルーキーでも酒居、有吉は頑張ってるでしょうが。いつも一軍に上がって来る選手は、こんな感じばっかりなんですよね。どうやら、ファームも人材不足のようで。

      
       シクシク😢💦


川越さんいるんだっけねぇ。マウンドに声かけに行くと、ピッチャーが打ち込まれる不吉なコーチ。


バッティングコーチも重要ですが、肝心要はピッチングコーチとバッテリーコーチ。


『落合再生工場』なんて言われてた時期もありましたよね。しかし、これも最初だけで、後が続かなかった。


まるで、落合英二の現役時代と一緒。ドラゴンズ時代の落合って、好きじゃなかったんですよね。


オレ流の方の落合は、有言実行だったけど、こっちは口ばっかりで…


別にOB じゃなくてもいいけど、マリーンズOB はかなり、ヒマしてる(笑)


藪田、小宮山、清水直行… 何で、声かけないんだろう?まあ、小宮山はめんどくさそうな感じはするけど(笑)そうやって、モタモタしてるから、ジョニーを他球団に持ってかれちゃったんだよ。


バッテリーコーチ、サトと言いたいトコだけど、谷繁とかってダメなんですかね?かなり、田村を気に入ってくれてるみたいだし。監督はダメだったけど、キャッチャーの指導は、超一流ですから。


そう言えば、監督もまだ、決まらないですよね。そりゃそうですよ。誰が好き好んで、わさわざ『地獄の業火』に飛び込みますか?


名前がなかなかあがらないとなると、やっぱり、井口ですか?選手間での人望もありますし、適任だとは思いますが気の毒です。イケメンが苦しむ姿は、耐え難し。


(TVアニメ化10周年記念) アニメ「金田一少年の事件簿」DVD コレクターズBOX (初回限定生産)

(TVアニメ化10周年記念) アニメ「金田一少年の事件簿」DVD コレクターズBOX (初回限定生産)

59. 可哀想なマリサポ

 9月9日(土) 14:00 ZOZOマリン

ソ 2 0 0 0 0 0 0 0 0  2
ロ 0 0 0 0 1 0 0 0 0  1

 ソフトバンク23回戦(6勝17敗0分)


勝║千賀(13勝3敗0S)
敗║涌井(5勝10敗0S)
S║サファテ(2勝2敗49S)


継投
ソ║千賀 岩嵜 サファテ
ロ║涌井❌ 大谷◎ 内◎


本塁打
ソ║
ロ║



今年の体たらく。A級戦犯第1号といえば、間違いなくエースの涌井。続く2号は髭戦士・石川。


何だか、仮面ライダーみたいになってきた。ただ仮面ライダーなら、最終的には勝つけど、こちらは…


トウッーって、10勝も出来てないし。この時期、どこのチームもエースは、二桁なのにね。前回の完封で、波に乗るのかと思えば、初回にいきなり2失点。結局、これが致命傷となる。


相手の先発は、12勝3敗の千賀。5勝9敗のオンボロエースとは違い、ちょっとやそっとでは打ち崩すことのできないピッチャー。


それを思えば、味方打線が得点するまでは、意地でも抑えていなければいけないはず。それをいきなり初回から、タイムリー2本。私のテンション駄々下がり。


もう、今年はずっとこの繰り返しだった。あまりの学習能力の無さに、『暴れはっちゃく』の父ちゃん(東野英心)じゃないけど、「情けなくて、涙が出てくらぁ~」


前回の完封で、「これがワクさんの本当の力」と喜ぶ健気なマリーンズファンの人達。


    何だか・・・痛い


まるで、裏切られ続けた男を信じ、尽くす哀れな昭和初期の女性のよう。


しかし… 私は優しくない。あれだけ負け続けたのだから、1度の完封で、信用するわけにはいかない。


1勝して、大型連敗しての繰返し。2カ月勝てなかった間も、何もしなかった。ただ、「登板日です。投げます」みたいな感じで。


何もしなかったのは、自分の力を過信しているか、限界を感じているのかのどちらかだ。


不思議なもので、勝ち星あげる好調な投手ほど、努力も練習もする。そして、負けが混んでる投手の方が、何もしない。


「ヘタクソは練習するしかない」by三浦大輔


二木に「野球は一人ではできない」と言った私だが、その言葉を一番叩きつけたいのは、涌井だ。


グラウンドには、9人いるはずなのに何故だか、涌井の姿しか見えない感覚がある。今シーズン、涌井がずっと、勝てない原因はこれかもしれない。まさに一人相撲。


よく言われることは、涌井の時には援護が少ないということ。しかし、それも仕方がない。バッターのタイミング外しの為だろうが、あの長い間合いのピッチングは、守ってる野手のリズムを悪くする。


ピッチャーはお山の大将と言うが、まさにその典型かもしれない。昨年、カクが「打たないと16番がうるさいから」とジョークを飛ばしていたが、強ち100%ジョークと言いきれるかどうか。案外、シニカルな本音なのかも。


こうやって悪いことばかり、書き込むとただの悪口ブログになってしまいそうなので、あまりやりたくないのだが、私以外のマリーンズファンがあまりにも優しすぎるので、つい衝動にかられてしまう。


あの完封が本来の姿なのであれば、連勝できるはずだし、千賀より先に得点されることもなかったはず。


厳しいことばかり言うが、エースとはそういうもの。悪くても、悪いなりのピッチングをする。その積み重ねから、活路を見いだせることもあるのだ。


もし、このままシーズンを終わるとしたら、涌井からエースの称号を外して頂きたい。


何度裏切られても、健気に涌井を信じる。お人好しで、可哀想な私以外のマリーンズファンの為に、声を大にして言いたい。



デビルマン Blu-ray COLLECTION (初回生産限定)

デビルマン Blu-ray COLLECTION (初回生産限定)

58. 置き去りの荻野

 9月8日(金) 18:30 ZOZOマリン

ソ 1 1 3 1 0 0 0 0 0  6
ロ 0 0 0 2 0 2 0 0 0  4

 ソフトバンク22回戦(6勝16敗0分)


勝║東浜(15勝4敗0S)
敗║酒居(3勝1敗0S)
S║サファテ(2勝2敗48S)


継投
ソ║東浜 嘉弥真 モイネロ 岩嵜 サファテ
ロ║酒居❌ 成田◎ 松永◎ 有吉◎


本塁打
ソ║松田23号(3回表2ラン)
ロ║中村8号(4回裏2ラン)
 ║ペーニャ11号(6回裏ソロ)




ホークスの対マリーンズ戦、16勝6敗も凄いけど、東浜の今シーズンの成績、15勝4敗っていうのも凄い。


どうして、そんなに勝てるんだろう。マリーンズファンの私としては、いつも負けのピッチャーしか観ていないだけに、不思議で仕方がない。


勝ちと負けが逆じゃないか。恐らく、マリーンズ先発陣は、誰一人10勝できるピッチャーは、出ないだろうから。


若い鴎が、襲い来る鷹の群れの餌食になった。それもいい… 3連勝中の酒居が、プロの怖さを早めに味わっておくのも、いいことだと私は思う。


謙虚な酒居の性格を考えれば、あり得ないことだが、いい思いばかりして田中将大のように天狗になる前に、プロの厳しさを感じてもらった方がいい。


彼は、他のマリーンズ投手とは違うので、きっと次回は好投してくれるはず。


相変わらず、荻野が迷子の坊やの如く、セカンドベース上で、置き去りにされている。


そこで、長嶋さんの仰天エピソードだを思い出す。まだ幼かった長男の一茂を忘れて、家に帰って来てしまったという。


夫人が「あなた一茂は?」
長嶋さん「あ… 忘れた」


荻野が、好調なのはありがたい。福浦の安打製造機のお株を奪う活躍ぶり。おまけに盗塁も毎試合、決めている。


残念なのは、後続のバッターがその荻野を還せないこと。7回裏、満塁の場面に得点できていればと言われそうだが、それ以前に、荻野を置き去りにしなければ2点や3点は入っていたはずだ。


7回の二死満塁に、奨吾があっけなく三振。相手のくれたチャンスをものにできないのは、千葉ロッテマリーンズの十八番。


二死満塁って、厳しくないですか?得点できる確率低いですよ。ホークスだって、得点できない時もありますし…


哀しいのは、満塁になるとワイルドピッチやパスボールを期待してしまうことだ。信じてあげたい気持ち半分、諦めの境地半分。


それでも、ファンであり続ける私のこの忍耐強さ… 何か笑える。



57. 獅子の因果

 9月7日(木) 18:00 メットライフ

ロ 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
西 0 1 1 1 0 0 0 0 ×  3

   西武22回戦(5勝16敗1分)


勝║菊池(14勝6敗0S)
敗║関谷(1勝4敗0S)


継投
ロ║関谷❌ 南◎
西║菊池 


本塁打
ロ║
西║山川15号(2回裏ソロ)
 ║秋山23号(3回裏ソロ)



関谷が7回3失点で試合を作るも、打線が4安打と振るわなかった…とスポーツナビの戦評。


関谷は本当に試合を作ったのか?
2回から4回まで、毎回得点での3点。しかも、2イニング続けてのホームラン。


マリーンズの先発投手は、絵に書いたように毎試合、3点は取られる。ただ、同じ3点でも攻めて取られた点なら諦めもつく。不用意に投げた失投ばかりの3点では、何とも言いがたい。


そろそろ、相手投手を見てのピッチングをしてもらわないと。バッターとの駆け引きも必要だが、相手投手との勝負も必要だと思う。


特に、マリーンズのように、打線を当てにできない場合は、相手投手の出来を考えてのピッチングが必要だ。ただ、キャッチャーのミットに投げ込むだけなら、草野球のピッチャーと同じではないか。いつまでも、打線の援護がないと勝てない他力のピッチャーでいいのか?


このブログで、何度も言い続けていることだが、非力な投手はコントロールを修正し、ここぞの場面の切り札の決め球を何とかするべきだ。


西武ライオンズ…不吉な因果を感じる。昔から私にとって、目の上のタンコブだった。ジャイアンツファンの時には、いつも日本一を阻まれ、マリーンズファンになってからは、毎年のように勝ち越される。


そして、元ライオンズのエース・涌井がマリーンズに移籍し、毎年のようにマリーンズは足を引っ張られ続け、これまた元ライオンズの伊東さんが、責任をとって監督を辞める羽目となる。


     ヤりきれない😥


不思議なもので、他のチームと対戦する時の雄星はフラフラなのに、マリーンズ相手だと一桁ピッチングだ。


打線がお粗末なのか、雄星がマリーンズを見下してるのか。トコトンまでに見下されて、バカにされるのは何だか、悔しい。気にしなきゃいいんだけど。


私の気性だと、バカにされら倍返しなんですけど。やっぱりここの選手は、おとなしいんですねぇ。

熱闘!日本シリーズ 1983 西武-巨人 [DVD]

熱闘!日本シリーズ 1983 西武-巨人 [DVD]

56. マリーンズの劣等生

 9月6日(水) 18:00 メットライフ

ロ 0  0 0 2 1 2 2 0 0 1  8
西 0  0 0 0 2 2 0 1 2 0  7

   西武21回戦(5勝15敗1分)


勝║内(5勝11敗1S)
敗║増田(1勝5敗25S)
S║田中靖洋(0勝0敗1S)


継投
ロ║チェン❌ 南△ 有吉◎ 大谷❌ 
 ║松永◎
 ║内❌ 成田△ 田中靖洋
西║岡本 平井 牧田 増田


本塁打
ロ║ペーニャ10号(4回表2ラン)
 ║吉田2号(5回表ソロ)
 ║中村7号(6回表2ラン)
 ║パラデス9号(7回表2ラン)
西║秋山22号(5回裏2ラン)
 ║栗山9号(8回裏ソロ)


ヒーローインタビュー

ロ║ペーニャ




大谷、南が失点なしで抑えたことを久しく観ていない。まるで、毎回30点前後の点数しか取れない劣等生を見ているようだ。もう麻痺してしまっている。悪い点数の答案を親に見せて、怒られることにも慣れてしまった子供のように。


劣等生とは、勉強が出来ないからではなくて、頑張ることを諦めてしまった生徒のことをいうのではないかと私は思う。どうせ頑張ったところで、自分はこんなものと諦めてしまっている。少しのことでも、無理だと思ったことでも、どうして頑張ろうとしないんだろう。


劣等生が、東大入試に合格したという話を聞いたことがある。並大抵の努力ではなかったように思う。こういう努力は、後々財産になるはずだ。学歴が… というのではなくて、自分の頑張りに対してのである。


30点しか取れなかったら次は40点、次は50点。それも、得意な科目の自分が頑張れそうな範囲で…


少しでいい。その少しの積み重ねが大切である。前回打たれたのなら、今回は抑えよう。フォアボールで自滅したなら、コントロールを慎重にとか、結果を出す為には方法はいくらでもあるはず。


それなのに、二人ともいつも、答案用紙に間違った答えを書き続ける。中継ぎの重要性をもう少し、真剣に考えるべきだと私は思う。自分の放った一投が、チームの流れを変えてしまうということを。



55. チョンボ

 9月5日(火) 18:00 メットライフ

ロ 0 0 0 1 0 0 1 0 0  2
西 1 0 1 0 0 0 3 0 ×  5

   西武20回戦(4勝15敗1分)


勝║野田(1勝0敗0S)
敗║松永(1勝3敗0S)
S║増田(1勝4敗25S)


継投
ロ║石川❌ 松永❌ 有吉◎ 田中靖洋
西║十亀 野田 シュリッター 増田


本塁打
ロ║
西║




もう名前を呼ぶのも嫌になってきた。背番号12の髭戦士。まるで復調の兆しなし。去年までライオンズ戦は、カモにしていたのにたった一年で、この変わりようは何?皆、WBC が原因だって言うけど、違うでしょう。気の迷いです。


ライオンズとしては、気をてらった攻撃をしなくても、髭戦士が簡単にフォアボール出してくれるから、送りバントで塁を進めればいい。


7回表、代打の大嶺翔太が珍しくタイムリーで同点。ただ、二塁を欲張ってアウトになる。ここが大嶺翔太だよね。サード守ればエラー。バントのサイン出しては、失敗。たまに打てば、暴走。もう笑うしかない。


マリーンズには、私が最近『チョンボトリオ』と命名した3人の内野手がいる。大嶺翔太、平沢大河、中村奨吾。


大事な場面で、この面子は必ずやらかしてくれる。手痛いタイムリーエラーやら凡ミスやらで、ピッチャーの足を引っ張る。元タイガースの下柳だったら、半殺しにされそうだ。
 

今年、三木がショートのポジション争いでリードしたけれど、特別守備が上手いと言えるかどうか?この面子よりはマシだったというだけ。


翔太と平沢がやらかすと、イラッとくるのに、何で奨吾だと笑っちゃうんだろうね?


    「また、やったよ」


何だか、宇野勝みたいだ。ドラゴンズ、マリーンズ、『オールスター珍プレー好プレー大賞』で大活躍だった、あのウーやん。


ジャイアンツには昔、鴻野淳基という究極のオッチョコチョイがいました。翔太には、その淳基と同じ匂いがプンプンするんですよ。


       危険だ!


私が、今の大地くらい好きだった鈴木康友との交換トレードで、ライオンズから来た選手。ところが、いくら思い出そうとしても、チョンボの記憶しか残ってないんですよね。


V9 の名監督・川上哲治の秘蔵っ子と言われた、ベテラン河埜和正の引退後、岡崎、川相と熾烈なショートのポジション争いの結果、一時はレギュラーの座を掴みかけるも、結局・・・度重なる悪送球でトレードされ、消えていった。


当時、私と弟は『チョンボの淳基』と呼んでいましたが、淳基の凄いところは、野球以外のところでもやらかしてくれたこと。


オフシーズンのイベント番組『オールスター12球団対抗駅伝大会』での出来事。何と・・・コースを間違えた為、ジャイアンツは棄権となってしまいました。


弱いチームには、必ずこういう選手が出没するようですねぇ。淳基が消えた後、守備とバントの上手い川相がレギュラーを獲りました。


翔太も今のままでは、数年後には飛ばされる可能性大ですよ。エレベーター選手って知ってますか?一軍に定着出来ずに、上がったり下がったりする選手のこと。


川相は、打力に自信がなかったから、猛練習で守備とバントに磨きをかけた。マリーンズで言えば、数年前までのエリア66・岡田幸文ですよね。


自分に何が足らないのか?自分にとって、何をするのがベストなのか?もう少し真剣に考えないとね。


翔太よ・・・
第2の鴻野淳基になってしまうぞ。




54. 一歩進んで

  9月3日(日) 17:00 ZOZOマリン

日 2 0 0 0 0 0 3 0 0  5
ロ 0 0 2 0 0 0 0 0 0  2

  日本ハム21回戦(7勝14敗0分)


勝║宮西(4勝4敗0S)
敗║二木(5勝8敗0S)
S║増井(4勝1敗20S)


継投
日║石川 宮西 白村 マーティン 増井
ロ║二木❌ 有吉◎ 南◎


本塁打
日║石井3号(7回表3ラン)
ロ║




ふと思う・・・久しく日曜日に勝っていない。何でだろう?そうだ・・・日曜日は二木なんだっけ。勝ち頭なんて言ってたんだよね。で、次期エースだとか騒がれ出してた。


でも、ひねくれて深読みするタイプの私は、今一つ信用していなかったんですよね。去年の二木が脳裏にこびりついてるもんで。このまま、すんなり勝ち続けられるわけがない。


で、私の読み通り、去年と同じになってきました。て言うか、去年より悪くなってる。恐らく、二木もどうして打たれるのかわからないんじゃないでしょうか。3連敗です。何とかしないとズルズルいっちゃいます。


野球を離れた二木は、素直な好青年なんですが、マウンドに上がると、どうも真逆になってしまう。このくらいの年齢のピッチャーの扱いって難しいですよね。年齢的に対して変わらないキャッチャー、田村の悪戦苦闘ぶりが目に浮かびます。


難しいもので、素直過ぎても打たれるし、向こうっ気ばっかりでも押し潰される。

   
  押してもダメなら、引いてみろ


前回登板の時にも言いましたが、二木のピッチングは力任せなんですよ。引かないと開かないドアを、強引にぶっ壊してでも開けるみたいな・・・盲(めくら)滅法な感じを否めない。


どうしても負けが込むと、焦りが生まれる。その焦りから、自分や仲間を信じることができなくなる。いい例が益田直也ですよね。デビュー当初の彼の投げる球には魂がこもってました。それが、プロの怖さを知ってからは、まるで別人のようです。


益田に限らず、投手として成長期の若い選手は、そういう試練に見舞われます。これを乗り越えて一皮剥けるか、ダメになるかは本人次第。二木の不調は差し置いて、私個人としては、フタタム(二木、田村)バッテリーは好きです。


ジャイアンツの斎籐雅樹(現二軍監督)と村田真一(現ベッドコーチ)の若かりし頃をを思い出すからかもしれないですね。


溝ネズミのように、ユニフォームが泥まみれになりながら練習のチュー(村田)ちゃんと、期待されながら蚤の心臓が禍(わざわい)する未完成時代のセイロク(斎籐)。


半人前の二人が、お互いに励ましながら頑張っている姿が好きでした。ヘタレな斎籐がいつしか、ローテーションピッチャーとしての自覚に目覚めて、弱い心の自分と決別し、大エースに上りつめました。また、それでも呑気で憎めないキャラクターは変わらないままでいてくれたのは、嬉しかった。


好投する、しないは技術的なことだけではないように思う。結局、ひた向きさと素直さが大きく占めてくる。


打ったり、打たなかったりの打線も、相棒の田村も、そして自分自身のことも、とにかく信じてみよう。技術的に言えば、好調時よりもフォームが崩れているので、自分なりにチェックを。


あとは決め球が欲しい。二木は球種が豊富なんだけど、何だか器用貧乏な感じがする。これという切り札がない。


二死満塁3―2の大ピンチに投げ込むような切り札が。大魔神のフォークや、西本のシンカーみたいな。二木といえば、コレと言えるような球が欲しい。


巨人の星』で、左門にホームランを打たれ、絶望した飛雄馬が訪れた禅寺。迷いの心で身体がユラユラ。何度も肩に警策食らう。


そこで禅坊主「打たれまいと作った姿勢ほど、もろいものはない。打たれて結構。いや、一歩進んで打ってもらおう」


時には開き直るのもいい。飛雄馬はここから大リーグボール1号をあみだした。二木も魔球は無理にしても、何かをつかんでもらいたい。